関西(大阪・京都・兵庫・奈良)を中心とした地域密着型の有料老人ホームを運営している株式会社スーパー・コート。
「スーパー・コートがあるから老後が安心」だと地域の方々に思っていただくことを会社の使命として掲げており、介護施設の運営だけでなく、リハビリ・医療のサポート体制を整えている。
そんな関西の代表的企業であるスーパー・コートはnext≫をどのように活用しているのか。また、採用活動にどのような変化があったのか。採用担当の仲里美由紀さんにお話を伺った。
株式会社スーパー・コート
設立 1995年5月
資本金 5,000万円
売上高 138億円(平成30年3月)
社員数 約1,400人
事業内容
・関西(大阪・京都・兵庫・奈良)を中心とした有料老人ホームの運営
※施設数関西No.1・福祉用具事務所、ケアプランセンターの運営
・賃貸マンションの運営・管理
企業サイトURL (http://www.supercourt.jp/)
新卒採用担当 仲里 美由紀さん
新卒採用担当 仲里 美由紀さん
- 新卒入社6年目
- 現場で介護士として5年間の現場経験を経て採用担当へ
インタビュアー:アローリンク 石丸
カメラマン:アローリンク 北嶋
目次
スーパー・コートってどんな会社?
ーーーーー「さっそくなんですが、スーパー・コートってどんな会社なんですか?」
仲里:「一言で言うと、大阪・京都・奈良・兵庫の関西一円で有料老人ホームを運営している会社です。現在、50施設ほどあり、関西では規模(施設数、部屋数)が大きな会社になってきました。
数多い介護業界の中で他社と差別化できるポイントとしては『関西地域密着』での展開とスーパーホテルグループとしての『おもてなしの介護』を提供しているということが挙げられます。
グループ体制で「医療」「薬」「看護」「介護」それぞれのサービスを包括的に提供することで「関西に暮らす高齢者の方々に安心していただきたい」というのが弊社の考えです。
。」
ーーーーー「すごいですね。そんなに沢山施設があるのに、地域密着となると結構大変ではないですか?」
仲里:「大変ですね笑 そのためにグループ内で病院や往診医がいるクリニックの運営をしていたり、経営理念を共にする薬局があったりなど、本当に安心していただけるような医療面のサポートや24時間体制での看護・介護サービスの提供といった包括的なケアをしていくための地盤を整えています。」
LINEを初めて採用活動の幅が飛躍的に向上
ーーーーー「next≫を導入したキッカケや、導入前の採用課題を教えてください」
仲里:「学生目線の話なんですけど、ナビって結構手間じゃないですか?ログインして企業名をクリックしてエントリー・・・。
積極的な子はしっかり見てくれると思うのですが、全学年を対象だと考えると、より学生にとって身近なツールに変えていきたいな、という思いがありまして。
LINEはすぐ見てくれるだろうし、誰もが使っているツールなので学生にとっても有難いことなのかな、と思い導入にいたりました。」
ーーーーー「確かに・・・。学生にとってはログインとか必要なくなりますからね。」
仲里:「当時の課題は、説明会への誘導の部分でしたね。
ナビでの連絡をメインにしていた頃は、3月1日の就活解禁時のタイミングに、12月、1月のインターンシップ参加者に対して、説明会の案内を送っていました。
ただ、間が微妙に空いちゃって、なかなか誘導に繋がらなかったんですよね。説明会にすぐ誘導!ってナビだけでは難しいじゃないですか。
でも、LINEだったらかなり融通が効くというか、ラフな形で学生さんと連絡が取れるのが魅力的です。とにかく、様々な制限から一気に解放されます。」
LINEを活用することでメール・電話での連絡業務が効率化された
ーーーーー「その時は、ナビ媒体のみで後はメール・電話ですか?」
仲里:「そうですね。インターンシップ参加者やエントリー者に対して地道に電話で呼びかけていました。」
ーーーーー「それはかなり大変ですよね。電話は皆さん出てくれましたか?」
仲里:「出てくれる学生と出てくれない学生との差が激しかったですね。繋がったら本当ラッキーって感じでした。」
ーーーーー「メールとかの返信は来ていましたか?」
仲里:「メールはナビサイトを通じて一斉送信しているんですけど、そこからエントリーや問い合わせに繋がることはほとんどなくて・・・」
ーーーーー「やっぱり、メール・電話ってなかなかアクションがないですもんね。実際に見られているかどうかも分かりにくいですし・・・。
電話やメールにかかる時間も採用業務の中で大きな負担だったのではないでしょうか」
仲里:「そうですね・・・。特に、電話に出ない子にかけ続けるのが結構苦痛で・・・。
next≫だと学生からのLINEブロックが分かるので、それもかなり有難かったですね。さすがにブロックされている学生に電話をかける意味はあまりないと思うので。こういったサイレントの離脱が目に見えるのも、悲しいことですが業務効率的はすごく助かってます。」
ーーーーー「それ、物凄く分かります! ブロックは本当に悲しいんですよね・・・涙 ただ、それが分からない状態でアプローチし続けるのはもっと悲しいという笑
ちなみに、合同企業説明会で母集団形成はされていますか?」
仲里:「はい。参加しています。」
ーーーーー「その時は、どのように学生を説明会に誘致していたんですか?」
仲里:「参加してくださった方の学生シートに記載されている電話番号にその場で予約していただくか、日程が合わなければ後日アプローチというやり方ですね。
これも正直、なかなか動員に繋がっていなかったのですが、LINEに直接登録させる流れに変えてから、動員率は大きく増加しました。」
LINEを連絡手段に使うことで学生との距離が縮まった。
ーーーーー「なるほど・・・。実際に学生の、反応はどうですか?」
仲里:「LINE使ってるんですか?すごーい!って言われますよ笑
やっぱりナビを通したり、直接メールのやり取りをしてもなかなか見られないじゃないですか。単に見ないわけではなく、見逃されて返信が遅くなったりすることもあると思うんですけれども、LINEだったら開封までの時間もとても早いので、すごくタイムリーに連絡が取れる、というのが大きい効果として感じています。」
ーーーーー「おー!それは素晴らしいですね!」
仲里:「ブログ更新の配信1つ1つに、そうなんですねー!、のような反応をしてくれたり、内容に踏み込んで質問してくれる学生が沢山いるのも非常にうれしいです。
情報発信って反応がないとモチベーション下がってしまうので、反応をすぐ見られるというのは採用担当者的にはとっても嬉しいことですね。
これがメールだと絶対に起こりえないので、やっぱりLINEはすごいです笑
あと、その返事の温度感で、スーパー・コートへの志望度なども分かるので、フォローの優先度が明らかになるのも、LINEならではの特徴だな、と感じています。」
LINEでの選考エントリー率はナビ経由の2倍以上
ーーーーー「採用担当の方々はそれぞれ担当を決めて学生さんとやり取りをしているんですか?」
仲里:「そうですね。ナビA、ナビB、LINEみたいな形でツール毎に担当を決めています。」
―――――「それで、仲里さんがLINEの担当というわけですね。実際、他のツールとは効果に違いはありますか?」
仲里:「そうですね!毎回って訳ではないですが、LINEから予約入ることが断然多かったです。10月1日現在の2019年卒採用のエントリー数を見てみると、2つのナビを押さえてLINEの登録者が一番多いですね。(エントリー者、ナビA:380名 ナビB:177名 LINE:414名)
やはり、イベントでLINEに誘導したら、そのままLINEでエントリー&やり取りを進める方が学生にとってもやりやすいのかな、と思っています。
あと、エントリー画面を画像を使って視覚的に訴えられるのも強いですよね。反応は明らかに違います。」
―――――「セミナーへのエントリー率が向上されたと聞いて、非常に嬉しいです。」
仲里:「セミナーに繋げれられないことが大きな課題だったので、一気に解決されて本当に助かっています。ついでに、業務改善にもなったのも嬉しいです笑」
LINEは新卒採用だけでなく中途採用や社内連絡にも活用可能
ーーーーー「これからnext≫でこういうことをやってみたい、こういう機能があったらな、というのはありますか?」
仲里:「ちょうど、タグが増えてて困ってたんです! 弊社は2017年の10月から使い始めているんですけど、当時の19卒向けのタグと、20卒向けタグが重複していて困っていました。19卒の説明会と20卒のインターンの情報が混在するのがちょっと気持ち悪くて・・・笑
と、思ってたタイミングでプレミアムリッチメニューにすれば、入り口を2つにできると聞きまして!10月の更新のタイミングでプラスでお願いしようと思っています。
まさに、それがやりたかったことだ・・・と思いました笑」
プレミアムリッチメニューについて

ーーーーー「ありがとうございます! とっても便利ですよねあれ。」
仲里:「今、19卒、20卒でメニューを分けるのはもちろんですが、中途採用やスーパー・コートの社員向けにも、何かできないかと考えています。その辺、どれだけ分けても金額変わらないのも、ありがたい・・・笑
入り口を丸ごと変えられるので、本当に使い道が増えましたね。」
ーーーーー「え!?社員さんが使うんですか?」
仲里:「そうなんですよ。弊社の社員ってスーパー・コートが心底好きな人が本当に多くて、みんな、LINEに登録したがるんですよね。就活生向けの情報しかないので意味ないんですけど・・・笑
でも、登録してくれる社員が多いなら、社員向けのブログコンテンツの配信もできるかな・・・と、できることの幅が広がるなって。もう早くやりたくて・・・かなり楽しみです。」
―――――「社員さん向けはかなりレアですね笑 弊社の場合だと19卒、20卒以外に内定者でも分けていますよ。」
next≫という最強の発信ツールで、介護の魅力を熱く語り続けたい
ーーーーー「最後に、next≫はもちろんですが、今後の採用のビジョンをお聞かせください。」
仲里:「採用のビジョンとは少し違うかもしれませんが、私の役割は介護の魅力を学生に熱く語ることだと思っています。
介護経験が5年と長いこともあり、トコトン語れてしまうんです笑
介護の魅力を学生に伝えることで、学生さんの今後の就活の考え方や将来の手助けができたらいいな、と考えています。そういう意味ではnext≫というコミュニケーションツールがあるのは、私にとっては嬉しいことですね。シナリオ配信や動画でじっくり、ゆっくり伝えることができるので笑」
ーーーーー「素晴らしいお考えです。」
仲里さま、インタビューありがとうございました!
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