オフィスや不動産に関するお悩みなら「オフィスをレベルアップする会社」にお任せ。
PC、エアコン、プリンター、ネットワークなどのよくあるオフィスのお悩みだけでなく、資産運用、相続税、株式、不動産などといった総合的な企業の課題までサポートしている会社。それが株式会社ACNだ。
幅広い地域にて採用活動を行っているACNだが、next≫をどのように使っているのだろうか。株式会社ACNの採用を、9年間支え続けてきた大元 つばささんに話を伺った。
株式会社ACN
設立 1997年3月
資本金 9,000万円(グループ計1億7500万円)
売上高 300億円(2019年2月)
事業内容
■オフィスソリューション事業
業務用エアコン・複合機・セキュリティの販売・アフターフォロー■不動産事業
企業様へ向け、オフィスビルの区分所有をご提案。■モバイル事業
ソフトバンクショップの運営。■ホテル事業
自社ブランドの女性専用カプセルホテル「a-STYLE」を運営。企業サイトURL (http://www.acn-net.co.jp/)
新卒採用担当 大元 つばささん
新卒採用担当 大元 つばささん
2011年4月、オフィス機器のコピー機の営業として入社
2012年から人事として採用業務に従事
インタビュアー:アローリンク 石丸
カメラマン:アローリンク 本沢
目次
従来の採用活動を大改革、普通の座学の説明会じゃもうダメだなって…
ーーーーー「元々オフィス機器を扱う部署から人事部に異動されたとのことですが、9年ほど人事をしていく中で大変だったことや、どのように乗り越えたのかをお聞かせ願えますか?」
大元:「2012年頃のリーマンショック後と比べると、ここ2.3年は売り手市場。学生が会社を選ぶ時代なので、かなり苦戦はしていましたね。
色々やり方を変えて、時々に合わせた採用手法をとっています。
毎年、選考フローやフォローの内容、内定通知を電話ではなく直接呼んだり、対面で行ったり、母集団形成の方法など。」
ーーーーー「選考フローは毎年大きく変える感じですか?」
大元:「毎年変えているわけではないですが、今年の採用活動は大きく変更しています。
今までは一次選考、筆記試験、面接を営業責任者のような形。
今回はアローさんにコンサルティングしてもらった結果、説明会、ノベライズ、キャリア面談、KATARI選考、最終選考、内定通知のように5ステップ、6ステップと増加しました。」
ーーーーー「倍くらいですもんね。ステップを増やすとスパンが長くなって長期化しそうですが。」
大元:「そうですね、今年大きく変えて、結果に繋がっているので、やはり、ずっと従来と同じ形式では大きく変えられないと思います。
みんなずらっと座って1時間くらい会社概要を伝える採用活動じゃもうダメだなってというのはアローリンクさんの選考を責任者と共に見学して感じました。」
いつもは2月~3月上旬までかかっていた採用活動が今年は9月には終了
ーーーーー「ガラッと変えてみて、結果はどうでしたか?」
大元:「この1年で採用担当一人一人が大きく成長でき、いつもは2月~3月上旬までかかっていた採用活動が今年は9月には終わりそうです。」
ーーーーー「すごい!ということは今月末で終わるということですね。選考スパンが長くなっているのにですか?」
大元:「むしろ、去年よりも説明会から次のステップへの推移率や承諾率が上がっています。
本当に伝えたいことが伝わっていると大きく実感しました。」
採用活動でLINEってちょっと軽すぎないかって正直最初思ってました…
ーーーーー「nextの導入以降、実際の学生さんの声は聞かれましたか?」
大元:「学生に直接聞いたわけではないですが、明らかに反応が早いのは私たちも実感しているので、やはり学生が一番使うLINEでのやりとりは強いという実感はあります。」
ーーーーー「やはり、メールだとなかなか返ってこないですもんね。今まではメールとか電話でやり取りをされていたんですか?」
大元:「選考の案内に関しては全部電話でやってたんですよね。
ただ、業務的なものではなくて、かなり密に対応していたので、「細かくフィードバックくれた」とか「ちゃんと一人一人見てくれてるなと思いました」という学生の声がかなりあったので、それをLINEに切り替えることについては、最初は反対だったんですよね。
採用活動でLINEってちょっと軽すぎないかって正直最初思ってたんですよ。
ただ、学生からの反応が早くてどんどん次の選考に繋げられることが何よりも大きくて…。間が空くことなく次々案内していけるのは、すごい革新的だと思いましたね。」
ーーーーー「LINEに切り替えてコミュニケーションのスピードが上がったんですね。であれば、選考の日程調整に要するマンパワーもかなり削減はできたんじゃないですか?」
大元:「そうですね。電話の場合はかけても繋がらなかったり、折り返してくれても採用担当が説明会中だったり…。
内定式前に終了したので、入社までの間は内定者参加型の社内イベントの企画や、受け入れ準備を10月から着手することができます!」
エリア別のチャットグループのやり取りでコミュニケーションが円滑に
ーーーーー「ACN様は弊社のnext≫(システム運用)のアウトソーシングをご導入いただいておりますが、アウトソーシング担当とのやり取りやサポート体制はいかがでしたか?」
大元:「双方の担当者全員の共有のチャットグループを設けてもらったので、即座に全員で内容を共有できたことと、メインのサポート担当の方が離席していてもサポートをうけられたことは非常に良い環境でした。」
ーーーーー「ありがとうございます。」
アウトソーシング:nextの作成、運用の代行。
コンサルティング:新卒採用戦略の設計およびコーチング。
採用担当プレゼンタートレーニング&アローリンク自社採用活動の見学は、大きな学びがありましたね
ーーーーー「今回、アウトソーシングやコンサルティングをさせていただきましたが、『プラスでさらに期待したいこと』、『こういうコンサルティングがあったらいいのにな』などありましたら、お聞かせください。」
大元:「今回採用活動が非常に上手くいったので、コンサルティングして頂いて本当に良かったなと感じています。」
今回、採用に使っているノベライズや動画は自社エピソードを元に製作発注させていただいているのですが、自社で製作までできるようにしていきたい!という気持ちがあります。
現状、社内に写真撮影とか動画編集ができる人材がいないので。
なので、作り方そのものをレクチャーする研修があれば、うちの採用チームはもっと強くなるなと…」
ーーーーー「なるほど!それも価値になるんですね!上司に提案してみます!」
大元:「他にも、コンサルティングで良かったポイントがプレゼンターとしてのフィードバックですね。
自社内では気づけない点を細かく指摘してもらい、各担当も繊細な立ち振る舞いも身につけることができました。
実際にアローさんの説明会や選考を見せて頂いて、「すごい!」と感じたからこそフィードバック、アドバイスを素直に取り入れて変えることができました。」
ーーーーー「具体的にどういった部分でしょうか。」
大元:「最も採用チームの底上げになったと感じるのは、会社説明会や本選考の時の立ち居振る舞いや、学生との接し方やプレゼンターとしての進め方の部分ですね。
もちろんそれ自体も参考になったのですが、蘓さんと端野さんのフィードバックがとても助かりました。
フィードバックの内容はやったすぐあとにして下さり、内容はあとでまとめていただけたので、責任者や、当日参加していない担当にも共有できました。
『どの部分で話が迷ってたか』、『ちょっと他人事みたいな感じの言い方をしてしまっていた』とか『学生が来た時のBGMの音が小さい』などの綿密なフィードバックはすごく良かったと思います。
それ以降は採用担当間でもお互いにフィードバックしあう習慣が出来ました。もちろん私がやる時も後輩の子にフィードバックを入れてもらいました。
人事って今までずっと自分たちだけでやってきているので、周りからフィードバックもらう機会がほとんどないと思うんですよ。」
新しい何かを導入するのは、最初は大変ですが1年で大きく結果につなげられると感じています!
ーーーーー「今後導入を考えている企業に、next≫を使ってみてオススメしたい点、それと合わせて改善点などを教えていただけますでしょうか。」
大元:「実は、next導入前に『一度LINE@で試してみよう!』と試しに作ってみたんですよね。
ただ、正直使いにくくて(笑)その時は完全に『LINEはないな』っていう感じだったんですけど、next≫を入れたことで基本的な管理、ダッシュボード、回答フォームなど色々な使い道があることが分かりまして…。
なので、こういったツールをある程度触ったりできる人であれば確実にLINEの活用方法が広がると思います。
正直、採用のやり方を大きく変えるのは勇気がいることですし、とても抵抗感があると思います。
『本当にそれで結果出るの?』って疑問に思うこともあるはず。それで手間がかかるとなると、なおさら。
そんな時に『これは効果出るな』と確信したのは、アローリンクさんのLINEの画面を見せてもらった時なんですよ。
『あ、これうちもやりたい』って思ったので、今検討されている会社さんはとにかくアローリンクさんのLINEを見るのが良いと思います。」
ーーーーー「ありがとうございます!たしかにLINEそのものを細かく使ってもらうのが一番の説得材料になると営業の者も言っておりました。」
大元:「ですよね(笑)今回、コンサルティングとアウトソーシングをお願いした結果、2月末までの予定が9月末で採用活動が終了できたので、この空いた時間を次の採用のために有意義に使いたいですね。
新しい何かを導入すると最初はとても大変ですが、今までに無かった様々な採用ノウハウが手に入り「採用する力」がつけられるので、苦戦している企業、マンパワーが不足している企業こそオススメです。」
ーーーーー「企業に新しい文化、手法を取り入れるのって最初は戸惑いますよね。」
大元:「今後、next≫でできたら嬉しい機能・仕様ですが、個別メッセージが来た時の通知メッセージ上で本名が出ないのを直してほしいですね。LINE名の表記になっているので。もちろん、確認すれば分かることなのですが…。通知についてはもっとカスタマイズができると嬉しいですね。」
ーーーーー「これも要望が多いので開発に強く推しておきます!」
大元:「next≫は目まぐるしく変化しているツールなので、必ずや、対処方法を検討して下さると思っています。
採用環境が目まぐるしく変わる時代ですから、next≫のアップデートに合わせて、弊社採用チームも日々進化し続けていかないといけないなと、アローリンクさんと出会って強く感じるようになりました。」
ーーーーー「ありがとうございます!採用のやり方は環境によって大きく変わるので、同じやり方をし続けていてはいけないと思っています。
今あるLINEによる採用もいずれは廃れるかもしれません。その時にはもちろん、その時代にマッチした新しい採用手法を展開していると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。共に採用力を磨き続けましょう!」
大元さま、インタビューありがとうございました!
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