新卒採用のトレンドは変わった手法が効果的!採用手法の変化を徹底解説!

新卒採用は企業の命運を分けかねない大きなイベントです。しかし少子高齢化の影響もあり学生の人数は年々減少。ますます採用市場の激化は深刻化していくでしょう。

そんな中、各社は「新しい採用手法」「風変りな採用方法」などの採用トレンドを取り入れて、活発的に学生へアピールをしています。今回は、激化する採用市場から優秀な人材を取り入れるための採用手法や採用トレンドをご紹介していきます。

採用手法が変化した理由は?

近年の新卒採用は、昔に比べて募集をかければ、学生が集まってくるものではなくなってきています。いまや採用市場は学生の売り手市場となっているためです。

窓口だけ開いておいて、学生側がやってくるのを待っていた「待ち」の時代は終わり、企業側から有望な人材へ直接声をかける「攻め」の姿勢に変化してきています。学生側も売り手市場であることは十分理解しており、いかに自分を高く評価してくれる企業なのかを選択している学生も少なくありません。

従来どおりの主な採用手法

改めて実際に行われている採用手法についてみてみましょう。

(1)求人広告

最も一般的な採用手法となっています。就職情報誌や新聞紙面、チラシ、Webの求人サイトなどに広告を載せる手法です。求職者側は無料で求人情報を入手することができます。

雑誌やWeb媒体によっては年齢、職種、経歴などの特性を求める求人に特化しているものもあります。

(2)ハローワーク

「職業安定所」の人材紹介サービスです。募集側も無料で利用することができるため、最もハードルの低い募集方法といえるでしょう。雇用に結びつけば助成金や給付金の支給対象となることがあります。なお、雇用の安定を目的とした機関のため、求職者の多くは失業者であることが多いようです。

(3)人材派遣

人材派遣会社を通じ、人材を紹介してもらう方法です。労働者との雇用契約は人材派遣会社と行われており、労働の対価は人材派遣会社へ支払います。専門的な知識をもつ人材を派遣してもらうことはできますが、直接雇用より一時的なコストは高くなることもあり、特定の人物を指定することはできません。

(4)ダイレクトリクルーティング

企業側から直接求職者へ声をかける手法です。求職者は専門のサービスに登録しておき、企業側はデータベースから希望の人材をスカウトすることができます。現在就労していない人材ばかりでなく、転職を目的として登録していることも多いようです。

(5)リファラル採用

社員がもつネットワークから、有望な人材を紹介してもらう手法です。社員を通じ能力や人物像を把握しやすいことから、紹介があった時点で企業側とのマッチングが済んでいることが期待できます。

ただし、採用スケジュールが求職者側の希望に左右されるため、急な退職者の穴埋めなど、急ぎの募集には不向きといえるでしょう。

(6)自社ホームページでの採用

自社ホームページに募集広告を掲載する手法です。専門の媒体を使うとコストがかかりますが、自社ホームページに一部間借りするだけですので、コスト面はかなり低く抑えられます。ただし広告を求職者に届ける導線の確保が難しいため、大規模な募集には向きません。

変わった採用手法を行っている企業が今のトレンド!?

様々な採用手法が利用される中、企業独自の手法で採用を行う企業が話題となっています。

変わった採用手法の実例!

各社の変わった採用手法の事例を紹介していきます。

■株式会社カヤック「1社だけの合同説明会」

株式会社カヤックでは、「1社だけの合同説明会」というイベントを開催。それぞれテーマを持った社員がブースを出展し、働き方やサービスに携わったきっかけなど、直接話を聞くことができます。新卒目線から会社を断ずるものや、求職者のポートフォリオを評価するものなど、ユニークな目線から会社を紹介するイベントです。

なお、株式会社カヤックは「ぜんいん人事部」と名付けた、社員全員が人事部に所属し「採用」「評価」「査定」に関わる制度を導入。新卒社員が社長に指摘することができるユニークな人事制度です。

■株式会社サイバーエージェント「弟子入り採用」

株式会社サイバーエージェントでは、経営陣や子会社の社長などに弟子入りし、ビジネスの現場を体験する制度が採用されています。

希望した師匠のオフィスに出向き、2日間弟子入り。行動を共にしながら、師匠から課せられたお題をクリアすれば、弟子入りした部署に転属することが可能となる制度です。

■三幸製菓株式会社「日本一短いES」

三幸製菓株式会社は、応募の際に記入するエントリーシートを日本一短くしたということで話題となりました。一般的なエントリーシートに求められる個人のプロフィールなどは一切不要。「おせんべいは好き?」「ニイガタで働ける?」といった簡単な質問に答えた後、連絡先となるメールアドレスのみ入力して終了。個人情報をばら撒きたくない応募者側からも大変好評のようです。

■サイボウズ株式会社「複業採用」

サイボウズ株式会社では、本業を持ちながら「複業」でも稼ぐ人材を積極的に採用しています。複業により得た知見を本業側でも生かすことで、相乗効果が生まれるとともに、個人・チーム共にマネジメント力の向上といった期待が持たれています。

変わった採用手法を行うと印象に残りやすい

企業側が同じようなエントリーシートを見ても学生の印象が残らないように、学生側からも似たようなエントリーシートを要求され、面接を受けても企業に魅力を感じません。

一風変わった採用手法は、応募者の印象に残りやすいインパクトを与えるとともに、一般的なエントリーシートからは読み取れない応募者の個性を引き出すことも期待できます。

自社に合った採用手法を行おう

目立つ採用手法は確かに印象には残りますが、その手法が自社とミスマッチしては意味がありません。先に紹介した株式会社カヤックのような説明会は、エンターテイメント業界が求める人材だからこそ効果のある手法といえるでしょう。

採用活動をするには、まず自社がどんな採用結果を得たいかを決めることが大切です。

採用手法を決める方法

採用手法を決めるためには、採用の目的から定めるとよいでしょう。「どのような性質・性格の人材が欲しいか」「何人採用したいか」「彼らにどんな仕事をして欲しいか」から、採用手法を選択していくのがよいでしょう。

真面目な事務員が欲しいのに企画系を採用した、少数精鋭の幹部候補が欲しいのに就職サイトで一斉募集したなど、欲しい人材と手法のミスマッチは採用される人物とのミスマッチにもつながります。

LINEで採用管理ができるツールを利用も検討

採用手法の一つに、採用管理ツールの利用があります。別の媒体などから応募してきた学生も含め、応募者とツールを利用した管理をすることができます。

当社の採用管理ツール「next≫」はLINEを活用しているため、応募者一人ひとりとの対話も可能です。もちろん学生からの質問などの条件トークも自動応答が出来ます。

登録した学生をグループ分けすることもできます。選考合格者のグループ向けのメッセージ、内定者向けのメッセージといった切り替えも簡単です。採用担当の業務量を大幅に削減しつつ、応募者との密なコミュニケーションを図ることが期待できるでしょう。

他にも「next≫」の機能は多岐にわたります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

>>採用管理ツール「next≫」の12個の魅力

まとめ 

新卒採用の売り手市場化が加速している現代において、有望な学生を集めるためには適切な採用手法を用いることが必須になります。ユニークでインパクトのある手法だけでなく、採用したい人物像にあった手法を用いることが、採用活動において最も大切です。

自社がどんな人材を求め、将来どんな会社に成長していきたいかを見定め、有望な人材に出会うための最も有効な採用手法を選びましょう。

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