【企業向け】WEB面接に無料で使えるツール6つを徹底比較

採用活動のあり方が大きく変わり、オンラインの選考や面接を実施している企業も多くなっています。

しかしながら、WEBでの選考のノウハウがなく踏み切れない企業や、やりたいと思ってはいても何を使ったら良いか分からなかったり、新しい取り組みにマンパワーや予算を掛けられないという企業もあることでしょう。

今回は無料で使えるツールに絞り、比較検証してみました。

オンライン面接の需要

企業側の需要

新型コロナウイルスの影響を受け、WEB面接(オンライン面接)を導入をする企業が増えてきました。

NHKが国内の大手企業を対象に行った調査(5月19〜29日に実施)によると、約9割の企業がウェブでの面接を実施すると答え、このうち4割がウェブ面接のみで内定を出すと回答したそうです。

調査の対象は、国内の製造業や小売、金融など幅広い業種の大手企業など100社。

さらに、ウェブの面接だけで内定を出すかどうか尋ねたところ、「内定する」が44.9%と最も多く、次いで「検討中」が42.7%、「ウェブのみでは内定しない」が10.1%でした。

つまり、一度も対面で会うことなく内定まで出すという企業も出てきているということなのです。

学生が感じているメリット

また、学生側がどのように感じているかも見ていきましょう。

株式会社学情が「あさがくナビ2021」を活用している就活生を対象に、6月に実施した調査アンケートによると、「Webセミナー・Web面接」に参加経験がある学生は約7割にのぼります。

また、Webで参加するメリットとして「交通費の削減」が最多で79.3%、次いで「移動時間の削減」が75.9%を理由に上げている学生が多いことが分かりました。

 

交通費でいうと、企業が都心部に集まる傾向にあるため、就活においては地方の学生や遠方の学生は不利になる傾向があります。

交通費や宿泊費など数十万円かけて就活を行うケースもあるため、限られた期間や予算の中でしか動けないということもあるのです。

都心部に近い地域に住んでる学生にとっても、毎回の交通費の出費はやはり痛手です。

また移動時間でいうと、1時間の面接のために何時間も前に自宅を出てで面接に備えるというのは就活生ではよくあること。

遅刻は絶対にあってはならないと、知らない場所や不慣れな場所だと到着想定時間よりもさらに早めに着いておくなど対策をとっています。

そのため、新型コロナウイルスの収束後も「交通費」や「移動時間」の削減のために、オンライン選考のニーズが一定数残ることが想定されます。

学生が感じているデメリット

しかしながら、学生側が感じているデメリットも度外視してはいけません。

Webで参加するデメリットとして「画面越しだと、企業や社員の雰囲気が分かりにくい」が最多で67.0%、次いで「画面越しだと、言いたいことや熱意を伝えにくい」42.2%となっています。

この調査から、画面越しではコミュニケーションが取りづらいと感じている学生が多いことが分かります。

WEB面接で気を付けること

学生に行った調査結果からも分かるように、メリットも多いWEB面接ですが、一歩間違えると学生に不安を与え満足度を下げてしまうことにもなりかねません。

学生が感じている不安を払拭できるよう、企業側ではしっかりと事前準備を行って臨む必要があるのです。

気を付けるPOINT
◆カメラやイヤホンマイクの準備を行う

◆通信環境を整える

◆選考対象者へ参加方法を詳細を伝えておく

上記3点は事前に準備した上でWEB面接に臨むようにしてください。

無料で使えるWEB面接ツール

WEB面接で使えるツールは各社から様々なものが出ていますが、今回は無料のツールに限定し比較を行っていきます。

zoom

zoomは一回のデータ通信量が少ないため、ネット回線の通信環境などに左右されず、非常に安定して通信を行うことができます。

メリット

・参加者側はURLをクリックするだけで参加できる(事前にアプリインストールのみ必要)

・背景を変えられるので、参加する場所を気にしなくて良い

・回線が安定している

デメリット

・事前にメッセージを送ることができない

・複数(3人以上)でビデオ会議を行う場合は40分という時間制限がある

Skype

Microsoft社が提供するインターネット通話サービスです。普段使っているパソコンやモバイル端末に、専用アプリケーションをダウンロードして使います。

メリット

・知名度が高く抵抗感を持たれにくい

・容量制限なしでファイルの送信が可能

デメリット

・企業側も応募者側もアカウントを専用アカウントを作成する必要がある

・回毎、日毎、月毎で使える時間に制限がある

Google Meet

Googleが提供しているビデオ会議ツールです。これまでは、G Suiteユーザーしか会議の開催ができませんでしたが、2020年4月Google Meet(旧:Hangouts Meet)より、Googleのアカウントがあれば誰でも無料で出来るようになりました。

メリット

・セキュリティ機能が高く安全性が高い

・事前にインストールする必要なし

・Googleカレンダーの予定から会議に直接参加出来る

デメリット

・無料で使える時間に制限がある

・Internet Explorer で使用する場合は、専用プラグインをインストールする必要がある

Whereby

2013年に通信会社Telenorが開発したオンライン会議ツール。(旧名:appear.in)2017年にVideonor社の傘下になり、「Whereby」という名前に変わっています。

メリット

・無料で時間制限なし

・参加者にはURLを知らせてアクセスしてもらうだけなので非常に簡単

デメリット

・最大人数が4名までと他ツールに比べて少ない

・ツールが英語表記のため分かりづらい

LINEビデオ通話

言わずとも知れた、LINEのビデオ通話機能を使った方法です。LINEはPCにもインストールすることが出来るので、企業側はPCで開催することも可能です。

メリット

・普段から使っている方が多いので抵抗感なく使ってもらえる

・時間制限なしで利用することができる

デメリット

・事前にIDを交換して友だちになる必要がある

・通信環境が安定しないことがある

FaceTime

Apple製品に標準搭載されている機能で、Apple製品同士であれば無料でビデオ通話できるサービスです。大学生の76%はiPhoneを利用しているとの調査結果も出ており、Apple製品の利用者も非常に多いので、条件が合えば検討してみる余地はあります。

メリット

・企業側も応募者側も事前準備は一切必要なしで、携帯番号(かAppleID)宛につなげるだけでOK

・Apple製品同士なので互換性が高く、通信環境が安定している

デメリット

・Apple製品(iPhone、iPad、Macなど)を所持してるユーザー同士でしか利用できない

自社にとって最適なツールを

今回は、オンライン面接で使えるツールに関して、無料で使えるものに絞って比較検討しました。

1:1で面接を行うのか、複数人で面接を行うのか、録画をしてチームで面談の内容を共有するのかなど、どのように使いたいかによって、どのツールを選択するかも変わってきます。

それぞれのツールによってメリット・デメリットはありますが、一つのツールに拘らず複数のツールを併用して使うのもアリ。

自社に合ったツールはなんなのか、じっくり検討してみてください。

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