集客アップの秘訣はSNS!採用担当に向けたX(旧Twitter)の使い方とは

採用 twitter

就活は情報戦だといわれており、就活生はインターネットで情報収集するのが当たり前になってきました。
そして、三大SNSの一つ、X(旧Twitter)を使った情報収集が主流になっています。

今回は、Twitterを使って採用を行う方法について、現在フォロワー数2000人越えの筆者が体験談を踏まえつつご紹介します!
ただ、「Twitter就活」と聞くと「本当にSNSから採用して大丈夫なの?」などとSNSは信用できないといった印象をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、Twitterを上手く活用することで採用課題の解決や優秀な学生に出会うことが可能です。

実際に弊社でもTwitter、TikTok、Instagramを運用しています。
ざっきーhttps://twitter.com/TikToker0710
ゆってぃーhttps://twitter.com/zakky_yutty

この記事では

  • 「就活垢(就活アカウント)」とは何なのか
  • 採用担当向けのX(旧Twitter)活用方法
以上2点を明らかにします。

就活垢(就活アカウント)とは

「就活垢(就活アカウント)」とは就活生情報収集や共有を行うアカウントのことです。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、直接会社へ行き、インターンや選考を受ける機会はかなり少なくなってしまいました。

従来の就活ではインターンや選考が終わった後に、出会った就活生と情報共有をしたり就活状況について励ましあったりするということができました。
しかし、オンライン就活では家で1人で就活するというスタイルが主流になったことで、就活生同士の関わりを作ることが難しくなりました。

そんな中、X(旧Twitter)を使って情報を共有したり励ましあったりすることでモチベーションを維持している学生が多いです。
また、株式会社ディスコが2023年卒業予定の学生1,101人を対象に行った調査によると、実際にSNSを就活で使ったことがある学生は「LINEが44.3%」「YouTubeが31.2%」「X(旧Twitter)が32.5%」となっています。

コロナ禍で就活を行なっている学生は、インターネット上で就活生同士の繋がりや情報を求めて、SNSの利用率がさらに上がることが予想されます。

引用:「株式会社ディスコ」

採用担当がX(旧Twitter)を使う3つのメリット

多くの就活生がX(旧Twitter)を使っていることが分かれば、採用で活用するほかないです。

最近では、就活生だけでなく人事の方自身が顔、名前、社名を公開しながら一個人としてX(旧Twitter)を運用する様子が多く見受けられます
その上で採用担当がX(旧Twitter)を使うことのメリットは何なのか、更に詳しく解説します。

①求人サイトよりも低コストで学生との接点が持てる

新型コロナウイルスの影響により日常が大きく変化している今日ですが、企業の採用活動も例外ではありません。
多くの企業に見られるのが学生との接点を持つために特定の人材に能動的にアプローチする「攻めの採用」へのシフトです。 
対面式でのイベントなどが無い分、 受け身の状態では学生との接点が得られなくなってしまったためです。

学生との接点が持ちづらい採用課題を解決するのに使えるのがX(旧Twitter)です。
X(旧Twitter)は拡散力があり、発信を継続することで繋がりを全く持っていなかった就活生とも接点を持つことが可能です。
実際に私は内定者として「就活相談に乗ります!」といったツイートを発信し、悩める就活生を募集したところ、合計10人からのご相談がありました。

その中には「内定先に紹介したい!」と感じる優秀な就活生もいて、現在弊社の選考を受けている段階です。
X(旧Twitter)からの出会いで自社にマッチする人材が見つかる可能性があります。

参考:「株式会社アカリク」

②採用ブランディングが出来る

X(旧Twitter)で自身の考え方や価値観、自社の社員同士のやり取りを公開することで学生側は社風を見ることができ、安心して選考にエントリーできます。
筆者が就活生の時、大手ナビサイトだけでは企業理念や事業内容などの記載のみなので、社風や環境、どんな人が働いているのかが分からずどの企業も同じように見えました。

企業理念や事業内容ももちろん大事ですが、どれも同じ企業に見えてしまう学生にとっては「この企業いいな、エントリーしてみようかな」と思えるきっかけになるような企業の魅力が必要になってきます。

X(旧Twitter)であれば「この考え方共感できるな」「この人事の方に就活相談したい!」と企業の中で働いている人に対して興味を持ちます。
学生が企業に対して興味を持てるように、自分の会社の中でアピールしたい魅力や考え方を発信し、採用の母集団形成を行っていきましょう

そもそも採用ブランディングって何?と思った方はこちらの記事をご覧ください。

採用ブランディングが行われる目的とは?具体的な方法も紹介

③発信力が鍛えられる

せっかくX(旧Twitter)を使用するのであれば、採用活動に関係したものだけでなく自身の成長のためにも役立てていただきたいです。
X(旧Twitter)では発信力を身につけることが出来ます。発信力の本来の意味は「自分の考えを周囲に分かりやすく伝える力」です。

発信力は経済産業省が示す「社会人基礎力」の中に含まれています。その中でも「チームで働く力」の中の一つに分類されています。

採用活動の助けになるだけではなく自身の能力向上にも繋げることができれば一石二鳥ですよね。

また、X(旧Twitter)での出会いは就活生だけではなく採用担当同士も出会えます。
そのようにして出会った同業者の方と共に就活生のためにイベントを企画したり、話したりすることで人脈の形成を行うことも出来ます。

私はまだ社会人ではありませんが、X(旧Twitter)で出会った内定者の人々とオンライン上で就活生のの話や内定者期間何を行っているか、など情報共有を行なっています。
ビジネスとしてX(旧Twitter)を活用するという認識ではなく、楽しみながらX(旧Twitter)の運用が出来たら素敵ですよね。

求人ツールとしてX(旧Twitter)やLINEなどSNSを用いるメリットとデメリットについて更に詳しくご紹介していますので、是非ご参考下さい。

採用担当者が新卒採用でSNSを始める前に見るべき記事。

参考:総務省「社会人基礎力」

X(旧Twitter)の運営方法

プロフィール設定

アカウントを作成したら、プロフィールを充実させましょう。学生から見て、顔出し、会社名、個人名を公開している社会人の方は信用度が高いです。

つまり、アイコンやロゴ、アカウント名が会社名である「公式アカウント」ではなく

アイコンが顔写真、アカウント名が個人名の「会社の中に属している1人間が運用しているアカウント」と分かるように運用するということです。

その方がbot感が無く、ユーザーの興味を引きやすいです。

【公式アカウント】

(参考:Arrowグループ@バズりたい会社

 

【個人アカウント】

ざっきーhttps://twitter.com/TikToker0710
ゆってぃーhttps://twitter.com/zakky_yutty

 

以上のように、ユーザーからの反応が数字で示されるRTやいいね数、コメント数が個人アカウントのほうが圧倒的に多いです。
「SNSで実名など出すのが怖い・・・」という会社側の気持ちはわかりますが学生からするとやはり実名を記載していた方が信頼でき、距離感も近く感じられます。

なるべく学生に安心してもらえるようなプロフィールの作成を意識しましょう。
プロフィール上にはURLを記載できるスペースがあるので、そこに自社のホームページやエントリーページ、宣伝したいものを入力しておくと学生が興味を持った際にスムーズに行動できます。

ツイートする内容

始めたばかりであれば、自己紹介をツイートしてみましょう。どのようなことを投稿していくかの記載をするとフォローするメリットが分かりやすいので効果的です。

例文

今日からX(旧Twitter)始めます!私は現在、採用担当というフィールドで日々奮闘中です。

これから日々感じた事や、気付き、学びなど、人事の日常から就活についてまで幅広く呟いていきます!

宜しくお願いします。

その後は日々感じたことや学んだことをどんどんアウトプットしていきましょう。
ビジネス上の話だけではなくプライベートの過ごし方や趣味の話をするのもいいでしょう。
学生は社会人がどんなことを考えていて、どんな日常を送っているのかリアルな部分を知りたいと思っています。
趣味の話など、学生と気が合えば学生側から連絡が来て、そこから話が広がるなんてこともあります。
決して有益な情報だけを呟かなければならない!と思い詰めすぎず、節度を保ちながら好きなことをシェアしていきましょう。

採用担当がX(旧Twitter)を使う際の注意点

採用色を出しすぎない

自分の考え方や気づきなどを一切ツイートせずにインターンや選考の案内のみツイートすることは逆効果です。
学生から見ると宣伝として使っていることが見え見えであまり魅力的ではありません。

企業から見て自分の考え方を一切ツイートせずに「内定を下さい!!」とツイートし続ける学生よりも、考え方や価値観を共有した上で企業に対してアプローチを行う学生のほうが話を聞きたい、と思いませんか?
対面で人と接する際も、オープンマインドな相手を見ると信頼度が上がることで自然に自分も心を開くことができ、興味を持ちます。

X(旧Twitter)も自分自身を表現した上で、自社の宣伝を行いましょう。

学生をX(旧Twitter)だけで判断しない

「就活垢」を作って積極的にツイートする学生も多く見受けられますが、実際に本音や弱みを全てツイートする人ばかりかといったら、そうではありません。
SNSで表面上は充実した生活を送っているように見える「キラキラ女子」と呼ばれる人が存在しているほど、SNS上では見せたい自分だけ公開することは容易にできます。

アクティブにツイートすることで積極性があるように見える学生もいれば、実際は自社に合った学生だったとしても、ツイートが消極的だから合わないと判断してしまい、貴重な人材を逃してしまうこともあるかもしれません。
そのため、もしDMなどで連絡が来た場合、余程失礼な態度でなければ対応することをお勧めします
ツイートを見ただけでジャッジするのではなく、話してみてから学生の人柄を見るということを意識して、X(旧Twitter)を運営していきましょう。

自社に来てもらいたい学生と出会った場合

X(旧Twitter)で「自社のエントリーをしてもらいたい!!」と感じた学生と出会った場合はダイレクトメールでメッセージのやり取りや面談を行い、企業側からも学生に対して積極的にアプローチしましょう。
優秀な学生は他社も欲しがるため、他社に取られてしまう可能性も高いです。ダイレクトリクルーティングで学生と連絡を取った後には、学生のエンゲージメントを高める工夫をしなければなりません。

前述したように、SNSを就活で使ったことがあると答えた学生の中ではLINEの使用率がX(旧Twitter)よりも高くなっており、2021年卒では2人に1人が就活でLINEを使っているというデータがあります。
就活でもLINEを使う学生が多いということは、頻繁に連絡入っているかどうかをチェックをすることになります。
また、就活生にとってたくさんの連絡媒体を使い分けることは困難であり連絡を見逃してしまうこともあります。
X(旧Twitter)のDMでやり取りを続けると、学生の負担が増えてメッセージを見落としてしまう可能性が出てくるかもしれません。

そこでLINEを活用してみてはいかがでしょうか。ただ、LINEはメールに比べ管理が煩雑になりがちです。
LINEでの採用を始める際は、一緒にnext»の活用もご検討ください。
next»はLINEでの採用をお手伝いする採用管理ツールです。
セグメント別にメニューを切り替えられる機能があり、採用候補者にはリッチメニューを設定できます。

一般の学生向けや本選考中の学生向けのメニューなども分けて使用可能です。
学生の情報を個別管理できる機能も付いており、項目も自由に付け加えられます。採用状況も把握しやすいです。
学生の情報を踏まえた上で、その学生に合ったメッセージを送ることでエンゲージメントも高められるでしょう。

採用ツール「next»」

採用ツール「next»」では、学生とのオンラインコミュニケーションを自動ですることができ、募集から採用までの間、また内定期間から入社までの間、学生のエンゲージメントを向上させ続けることが可能です。

説明会や面接といったイベントの情報管理もちろん、「●日の選考に参加した学生」といった特定の学生に情報を配信することも可能です。next»では、応募した学生の情報管理をだけでなく、適切なタイミングでLINEを通じて学生とのコミュニケーションをとることができます。

まとめ

X(旧Twitter)を上手く活用することが出来れば、より多くの学生さんと出会うことが可能になり、採用の成功に繋がるでしょう。
そのためにこれらのポイントを抑えてオンライン就活の可能性を広げていきましょう!
以下参考記事には、先述した「LINEを使った採用」について5つのメリットと導入した企業の例をご紹介しています。
是非、参考にしてみてください!

採用 line活用採用にLINEを活用!メリット・選ばれる理由から人材別の活用例を紹介

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