【選考参加率アップ!】新卒採用で学生が興味を惹くサマーインターンの内容とは?

サマーインターン 内容

そろそろサマーインターンの準備を始める採用担当の方も多いのではないでしょうか。
私自身サマーインターンに数社参加し、「この企業、選考に進みたいな!」と思った企業もあれば、「あまり興味を惹かれない」と感じた企業もあります。
近年のインターンシップ状況と、学生だった私が実際に参加してみて感じた、学生がエントリーに進みたくなるインターン構成についてご紹介します。
また、今回の記事では、今後本格的に開催されていくサマーインターンや短期インターンに焦点を当て、学生がより会社に興味を持つ企画内容や構成についてご紹介します。

インターンの重要性

昨年のインターンシップ参加実態

【図1】インターンシップ応募率・参加率および平均応募社数・平均参加社数

マイナビ調査

(引用:https://www.mynavi.jp/news/2020/11/post_29101.html)

マイナビが2022年卒業予定の学生を対象に行なったインターンシップ、並びに就職活動の準備実態調査(参照:https://www.mynavi.jp/news/2020/11/post_29101.html)によると、インターンシップ応募経験のある学生は92.0%、実際にインターンシップに参加した学生は79.8%と約8割の学生がインターンシップに参加していました。
新型コロナウイルスの感染拡大という特殊な環境下にも関わらず、学生が積極的に就職活動に励んでいる姿勢が見て取れます。

 

【図2】今月インターンシップに参加した学生

(引用:https://www.mynavi.jp/news/2020/11/post_29101.html)

また「参加したことのある」インターンシップの形式を月別推移で見てみると、いずれの月もWeb方式のインターンシップが7割を超えています。
こちらも、新型コロナ渦と言う環境下において、自宅から安全に就職活動を行う学生が増えたことが分かります。

さらに、インターンに参加する学生は全体の8割、またインターンシップの形式はWeb方式が7割を超えています。
今や新卒採用におけるインターンシップの開催は必須で、形式はWeb形式が望ましいといえるでしょう。

インターンの種類と種類別目的の違い

インターンの種類には、短期インターンと長期インターンの2種類が存在します。
短期インターンは、主に6月〜8月、9月において開催され、短いものだと1dayの開催や、長いものだと2、3日〜1週間に渡り開催されます。
長期インターンは3ヶ月以上に渡り開催し、社員と同じ仕事を任せる職業体験になります。

どちらのインターンにおいても、学生がインターンに参加する理由の一つとして「企業を知る」ということは同じです。
しかし、短期インターンと長期インターンでは目的が少し異なります。
短期インターンに参加する学生の目的は、企業を知るという目的において浅い状態で参加する学生が多いです。
具体的には、「世の中にはどのような企業があるのだろう」「自分に向いている仕事はなんだろう」などの気持ちで、参加しています。

反対に、長期インターンに参加する学生は、ある程度軸を持って参加している学生が多くいます。
「自分はこういう仕事を経験してみたい」「こういう風に生きていきたい」という意識を持って、長期インターンに参加し、企業を探しています。
よって学生が考えているレベルが異なることから、学生の目的により添ったインターンを企画しなければなりません。

サマーインターンシップの内容

①企業説明からGD

インターン構成①

一般的なインターンでは、プログラムの最初に、採用担当者の自己紹介を行い、業界の説明から自社の特徴や業績を説明します。
その後、自社の社員として企画を考えるグループディスカッションや、人事の方からのフィードバックを行います。
一番メジャーで、筆者が一番多く参加したインターンシップの形式ですが、正直学生からするとあまり興味のそそられるインターンシップではありません。

サマーインターンに参加している学生は就活初心者で、「自分に向いている仕事はなんだろう」「自分のやりたいことはなんだろう」と、自身の可能性や興味関心を細分化していくためにインターンに参加しています。

自分に合った企業はあるかな?という思いで参加したインターンシップで、いきなり自社の社員になったつもりで新企画を発案するグループディスカッションは、学生にとって少し負担に感じてしまいます。
もし、自社の社員になったと仮定してグループディスカッションを行う場合は、1dayのインターンの次に開催するインターンや2day,3dayのインターンに組み込むようにしましょう。

②企業説明から就活相談会

インターン構成②

筆者は、企業説明から就活相談会を行うインターンシップにも、多く参加しました。
前半部分では、業界についてや、業界内での自社の立ち位置、自社の業務内容などの説明を受けます。
後半は、人事の方や現役で営業などを行なっている社員が、就活生の質問にざっくばらんに答えていく、という構成です。

学生である筆者は、正直このタイプのインターンはかなり印象に残りました。
学生にとって社会人に質問できる機会はなかなか少なく、また企業についてではなく就活全体に対する相談をできる場はあまりありません。
とても就活生のためになる時間だな、と思いながら沢山質問をさせていただいていました。

また、複数人の社員さんに質問できる場合、社員の方の共通の価値観を見られるため、会社の方針や理念がどこまで社員の方に浸透しているのか明確になります。
会社を判断する場にもなったためとても有り難かったです。

③人事紹介から学生参加型ワーク

インターン構成③

人事紹介から学生参加型ワークは、完璧に学生が主体のインターンになります。
自己分析を深掘りするワークや実際に学生間で面接を行うワークにて、人事がどのような目線で学生を見ているのかを体験してもらう型のインターンでした。

こういう就活イベントは、わざわざ会社がインターンとして開催する必要はあるのか?とお思いの人事の方も多いかと思います。
インターンに参加する目的として、「少しでも内定に近づけるか、企業とお近づきになれるか」という目的を持った学生は多くいます。

就活イベントというと、自身に足りない情報や知識を得るために主体的に参加します。
しかし、インターンに関してはその企業を知り、あわよくばそのまま選考ルートに乗りたいという学生の思惑があります。
インターンで会社に対し興味を持ってもらい、そのまま選考ルートに乗ってもらうためには学生にとって有益なインターンである必要があります。

そこで、まずは自己分析ワークや擬似面接ワークなどを通して学生に有益な情報を与え、「この企業面白そうだな、学生に親身になってくれるな」と企業への興味を持たせる機会を与えることが大事になります。
その上で、事業説明やGDなどのインターンを企画し、次回参加してもらうようにしましょう。

まとめ

今回はインターンの重要性や種類、その中でもサマーインターンについて詳しくご紹介しました。
せっかくインターンを開催するならば、学生に選考エントリーまでして欲しいのはどの企業の人事の方も思っていることだと思います。
学生がどのような状態で、どのようなものを求めているのか把握をした上で学生がより興味を惹くようなインターンを開催しましょう。

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