LINE@は広告や販売促進をメインに設計されており、一般消費者向けのビジネス(BtoC)をしている多くの企業がLINE@を活用しています。
- 飲料メーカー「友だち登録してくれたら、無料のLINEスタンプを配布します!」
- 居酒屋「友達登録してくれたら、カクテル一杯が無料!」
これらはよく目にすることがあるのではないでしょうか。
登録された友だちリストは、顧客リストそのものであり費用対効果の高い広告媒体となるのです。
しかし、「一斉配信は登録者全員を対象とする」といった仕様になっており、採用活動においては非常に使いにくいものになっております。
この記事では、「LINE@のデメリット」と「next>>で何ができるのか」の2点について説明いたします。
目次
LINE@のメッセージ送信方法は2つ
LINE@でメッセージを送る方法は2つしかありません。
・一斉配信
・個別メッセージ
一見これだけで十分かと思われますが、実は大きな問題があります。
一斉配信は登録者全員が対象
通常のLINE@では登録者全員への一斉配信しかできませんので、様々な属性が混在する応募者を管理しなければいけない採用管理という点では非常に使い辛いことが分かります。
- LINEに登録だけした人
- ナビから登録した人
- イベントから応募した人
- 説明会の案内をこれから送りたい人
- 説明会に予約している人
- 説明会に参加したけど、一次選考の参加意思がない人
- 一次選考に合格し、二次選考の案内を送っていない人
- 二次選考で不合格になった人
選考状況は学生によって様々。状況によって送るメッセージは当然違ってきますよね。特に不合格者に対して、次回説明会の案内を送るといった失礼な対応は絶対に避けなければいけません。
LINE@を採用で使う場合、個別にメッセージを送るしかない
「一斉送信が難しいのであれば、個別にメッセージを送ればいい」
と考えがちです。弊社も最初の1年は個別メッセージで対応していましたが、かなりの時間をこの作業に費やすことなってしまいました。
やはり、採用管理ツールには細かいグルーピング機能が必須になります。
タグ機能により細かなグルーピングが可能
next>>ではそれらの無駄な作業が一気に無くなります。
グループ化された複数ユーザーに一斉配信する流れ
- step1タグをつけるセミナー予約や参加に対してタグを追加します
- step2タグで検索タグや友だち情報で学生を絞り込み
- step3対象者に一斉配信対象者が決まったら、テンプレートから送信内容選んで送信
また、予約後に配信対象者が確定するわけではなく、予約から配信までの間にタグが追加された人にも送信されます。同じように、タグが消えた場合は、対象者から外れます。
予約ボタンをタップすると自動でタグが追加される
タグをつけるという作業は手動でもできますが、基本的には学生側の予約タップに応じてタグが追加されます。
上記画像の例であれば、1月21日の説明会予約者に「0121説明会予約」のようなタグ情報、会場やその住所などの友だち情報を自動で追加される設定にしておくことで、手動で情報を追加する作業からは解放されます。
※予約ボタンの友だち情報活用法に関しては以下の記事をご覧ください。
And Or検索により細かなセグメントで一斉配信ができる
タグはAnd or検索が可能です。
- 選択したタグのいずれか1つ以上を含む人
- 選択したタグを全て含む人
- 選択したタグを1つ以上を含む人を除外
- 選択したタグを全て含む人を除外
複数のタグを、これらの絞り込み条件で分別することが可能です。
また、条件同士でのAnd OR条件を付与できるので、実質絞り込めない条件はほとんどないに等しいです。
タグ情報に合わせてシナリオの分岐ができる
タグ情報に応じて、メッセージの種類を変えることができます。
シナリオ機能に関する記事はこちら