昨今、新卒採用市場における人材獲得競争は熾烈を極めています。各社は、自社にマッチした学生を採用しようと、さまざまな創意工夫を凝らしています。
採用方法の工夫がなされて、取り入れる方法によって効果が大きく変わることもあります。
採用担当者は、採用方法の種類や効率的な方法を知ることで、これまでの流れを変えることができるでしょう。
ここでは、数ある手法の中でも効率的に効果をあげられる方法を紹介します。
目次
【新卒採用】効率的な集客方法
新卒採用では、さまざまな方法で学生を集めます。ここでは、代表的な方法を2つ紹介します。
①就職サイトを活用
新卒採用において、最も一般的な方法は、就職サイトの利用です。
学生の約90%が就職サイトで求人を探すというデータもあるため、多くの応募者を募る上でははずせない選択肢です。
採用活動が初めての担当者は、就職サイトの効果的な利用方法が分からず成果が出せないこともあります。
そのような場合、サイトに併設されている採用コンサルタントの支援を受けることがおすすめです。
採用活動全般のサポートを受けられるため、より効率的に採用を進められます。
また、就職サイトによっては、募集要項に「来てもらいたい学生の特徴」等を記載することもできるため、学生の特性に応じて募集をかけることもできます。
②就活イベントに参加
就活イベントに参加することも、メジャーな採用活動の一つです。
就活イベントでは、学生に自社の魅力を直接アピールできるため、知名度の低い中小企業には有利です。
採用活動では母集団を増やすことが重要になるため、潜在的な応募者が集まる就活イベントは積極的に活用しましょう。
新卒採用における集客の課題
新卒採用時の集客で課題となるのは、「集客の知識が足りない」「会社の知名度が低い」「学生にアピールできない」などがあります。
まず、学生を集めるのであればSNSを活用したり、インターンシップを開催したりと、方法はいくつかあります。
しかし、ノウハウを持っていない場合、思ったような集客ができずに学生の母集団形成ができません。
また、中小企業などで会社の知名度が低いのであれば、集客するにしてもしっかりと戦略を立てなければ、母集団形成はできないでしょう。
集客のための知識・ノウハウをしっかりと持っていれば、戦略により会社の知名度向上から学生へのアピールにもつながるため、学生に合わせて取り組んでいきましょう。
【新卒採用】学生の取り組みに合わせた採用方法
売り手市場が続き、採用にかかるコストが問題視される中、近年は採用のあり方を工夫する企業も増えています。
以下では、実際に行われているさまざまな方法を紹介します。
採用方法をユニークに
一般的ではありませんが、近年増えているユニークな方法には、SNSを使った採用方法があります。
採用専用のアカウントを開設し、求人情報だけでなく、先輩社員の紹介や日常業務の様子など、学生が親近感を覚えるようなコンテンツを配信します。
また、知人や従業員に求職者を紹介してもらう方法もあります。
身内の推薦なので、入社してもらえる可能性が高まります。
あるいは、求人専用のWEBページを作成する方法も行えます。
すでに持っているサイト内に開設すれば、ほとんど費用がかかりません。
なかには、選考方法を工夫して、ゲームやレクリエーション的要素を取り入れる企業もあります。
どの手法も企業によって相性があるので、同業他社の採用担当者と情報交換しながら、自社のやり方を定めていくことも有効です。
採用システムで採用管理を自動化
採用活動の効率化や成果の向上を目指すなら、採用に特化したツールを利用するのも一つの方法です。
たとえば、採用管理システムと呼ばれるツールは、応募者や選考段階の進捗状況などを一元管理でき、業務の効率化に役立ちます。
他のSNS等と連携してコミュニケーションツールとして利用できるものもあります。
SNSやアプリに連動したものなら、学生も日常使いしている上、密なやり取りが可能であるため、中小企業の人材確保に効果的です。
採用管理システムは、ソフトウェアをダウンロードするものや、クラウドサービスになっているものまでさまざまなタイプがあるため、自社に最適なものを選びましょう。
新卒採用のコツは「採用管理システム」を活用
採用管理システムにはさまざまな種類があります。以下では、選ぶ際のポイントを紹介します。
採用管理システム選びの際のポイント
採用管理システム選びで重要となるポイントは、以下のようなものです。
・価格
システムの種類やできる操作によって価格は大きく変わります。また、同じ製品でもプランによって月額が異なることがあります。
・管理出来るデータの範囲
管理できる応募者のデータや管理の仕方、情報の整理方法は各製品によって異なります。例えば、製品によって顔写真を一覧で表示できたり、応募者と似た特性の社員をピックアップする機能があったりします。
・人事担当者の負担
ツールが使いづらいものであれば導入する意味がありません。その製品を使うことで、担当者の負担がどこまで軽くなるかは重要な視点です。
・応募者層
欲しい応募者層によって選ぶ機能が変わります。機能には、面接日時が便利に調整できる機能や、若者受けのよいオシャレなテンプレートなどがあります。
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データ管理だけでなく、LINEの利便性を活かして、アンケートや集計機能も搭載しています。そのため、データ収集も容易に行えます。
また、自動応答モードを搭載しているので、学生とのやり取りをより簡潔に出来るように。学生との密なやり取りは採用成功確率を向上させます。
さらには、アルバイトや中途採用にも利用できます。
従来の方法では難しい採用活動の管理や学生とのコミュニケーションの円滑化、業務の効率化によるコスト削減なら、「next≫」にお任せください。
まとめ
新卒採用には集客方法の設定が大切です。しかし、初めての新卒採用では、どのような方法が自社に合っているのか見極めることが難しい場合もあります。
そのようなときは、採用管理システムを導入し、データ収集やコンサルティングを受けることをおすすめします。