採用管理システムの費用相場は?内訳から機能まで徹底解説

採用管理システムの費用相場は?内訳から機能まで徹底解説

新卒採用では、応募者と連絡を取り合ったりデータを分析したりとすることが多く、人事担当者の負担は大きいです。

そこで、採用管理システムの導入を検討している会社も多いでしょう。ただ、料金がどのくらいかかるのか気になる方も多いはずです。

本記事では採用管理システムの導入の費用について解説します。また、おすすめの採用管理システムについても併せてご紹介します。

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採用管理システムの料金の内訳と相場

費用を比較するビジネスマン採用管理システムとは、企業の採用活動をサポートするような機能が搭載されているものです。

採用管理システムの料金は、クラウド型とオンプレミス型で異なります。料金の詳細は以下の通りです。

  クラウド型 オンプレミス型
初期料金 0~30万円 100万円~
月額料金 2万~10万円 0万円~
特徴

コストが抑えられる

従量課金制の場合、利用者によって費用が変わる

初期費用がかかる

製品のランニングコストはかからない

では、併せて「クラウド型」「オンプレミス型」「初期料金」「月額料金」について解説します。

クラウド型とオンプレミス型の違い

▶クラウド型…インターネットがあればすぐに導入でき、製品のセキュリティ対策やアップデート、障害対応なども任せられます。
ランニングコストはかかりますが、製品の使い方を覚えるだけで利用できるので、システムに関する専門的な知識が無くても利用しやすいのが特徴です。

▶オンプレミス型…製品を購入して自社のサーバーに組み込み、社内SEによる管理・運営にて利用できます。
アップデートの際には、必要であれば機能を追加購入するといった使い方ができ、セキュリティも社内規格に沿ったものを利用できます。

初期費用はかかるものの、ランニングコストはかからないのが特徴で、自社向けにカスタマイズしたい方におすすめです。
ただし、社内SEのリソースが足りない・そもそもエンジニアが少ない企業だと、かえってコストになるので注意してください。

初期料金

初期料金は、採用管理システムの契約時にのみ発生する料金です。専用機器の購入やアカウントの初期設定などをする時にかかります。

相場は3万円から10万円程度です。
企業が利用するシステムとしてはそれほど高くはありません。

クラウドサーバーを使用するものの場合には、初期料金が無料のものもあります。

月額料金

月額料金は採用管理システムを利用している期間、毎月発生する料金のことです。

  • サーバー代
  • システム管理費
  • アップデート費用

これらが月額料金として挙げられます。
相場は2万円から10万円程度です。

アカウント数や登録可能人数などを基準にして金額が決まるケースが多いため、規模の大きな企業ほど高くなるでしょう。

※システムによっても料金は異なります。また、同じシステムでも利用可能な機能やプランなどによって、料金が変わることもあります。

従量課金制は利用者数によって費用が変わる

クラウド型の場合、従量課金制を取り入れている製品も多々あるので、最低利用人数が決まっているのかどうか、事前に確認しましょう

さらに、利用人数が多ければ多いほど、1ユーザーあたりの費用が安くなることもあるので、お得に利用できることがあります。
社内でシステムを使いたい従業員数と、導入予定の製品のプランを照らし合わせて、お得に導入してみてはいかがでしょうか。

採用管理システムではどんなことができるのか

企業と連絡を取り合う様子

採用管理システムの導入は、多くの業務が効率化でき、より戦略的に採用活動を行えるのが魅力です。
採用管理システムの導入は以下の4点が大変魅力となります。

・応募者とのコミュニケーションツール
・応募者のデータ管理
・スケジュール調整
・データ分析

ここでは採用管理システム導入で、できることを解説します。

応募者とのコミュニケーションツール

採用活動の中で、応募者とコミュニケーションを取る機会は多いです。

内定前の段階だけでなく、内定後においても辞退防止のために、適度なコミュニケーションを取る必要があります。
電話やメールだと、大勢の応募者とやり取りするのはかなり大変でしょう。

採用管理システムはコミュニケーション機能が付いています。連絡や内定後のフォローなども簡単に行うことができ、個別に1対1でのコミュニケーションも可能です。

応募者のデータの管理

採用管理システムでは、応募者の履歴書に記載されている情報や選考状況など、管理を行う機能があります。人為的なミスを軽減し、安全に管理できます。

また、選考状況に関しては、筆記テストや面接の評価などを登録して管理できるので、社内で情報を共有したいときなどに便利です。
どの応募者がどこまで選考が進んでいるのか簡単に把握できるため、内定後に関しても簡単に管理できます。

※履歴書など個人情報は、慎重な扱いが求められます。

スケジュール調節

採用担当者が応募者と面接をするにあたって、スケジュール調整が必要になります。
応募者の人数が多いと、ほかの採用担当者への連絡漏れなどの人為的なミスが発生する可能性も出てくるでしょう。

採用管理システムは、スケジュール管理機能が付いており、連絡漏れの心配がありません。
中には予約フォームを配信する機能が備わっているものもあります。

データの分析

採用ツールには、採用活動で得たデータを分析する機能も備わっています。

どんなルートで応募してきた人が多いのか、応募ルート別にどんな傾向があるのか分析することが可能です。
内定者の数が多い応募ルートなどもわかり、翌年以降の採用活動に役立てられます。

採用管理システムの選び方

説明するビジネスマン

採用管理システムを導入で成果を上げたい方は、「システムの選び方」が大変重要となります。
ここでは採用管理システムを導入する際の注意点を3つお伝えします。

セキュリティ対策が万全か

クラウド型の採用管理システムはセキュリティ対策は製品販売会社のものとなるので、製品販売会社がどのような対策を取っているかは必ず確認しましょう。

具体的には、セキュリティポリシーやPマークの取得の有無、もし情報漏えいしてしまった際の対応方法など、細かく確認が必要です。

応募者の情報や社内の機密事項などを漏洩してしまうと会社にとって非常に大きな問題となります。
漏洩を回避するためにしっかり確認しましょう。

自社の課題を解決できる機能があるか

製品によって搭載されている機能が異なるので、自社の課題に合った採用管理システムを選ばなければなりません。
もし、内定辞退を防止したいのであれば、コミュニケーションを取りやすいツールがあるかどうかで選ぶことになります。

しかし、もし連絡できるツールはあるものの、情報の自動発信に対応していない製品の場合、従来どおり手作業で発信しなければなりません。
このように、課題によって選ぶべき機能が異なるので、自社の課題解決に最適かどうかといった点でも確認をしましょう。

無料トライアルやデモを活用する

採用管理システムは、採用担当者の抱えている業務を効率化できるものですが、製品によって機能や使い勝手はさまざまです。
まずは、無料トライアルを従業員にも扱ってもらい、操作性がどうか、使いやすくわかりやすい機能かについて確認してみましょう。

また、他の製品との比較としても、無料トライアルやデモは非常に活用しやすくなっているので、導入に失敗しないためにも、ぜひ活用してください。

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【費用も紹介!】採用管理システムおすすめ8選

採用管理システム おすすめ8選

ここでは、採用管理システムについて紹介します。おすすめの採用管理システムは以下の通りです。

  • sonar ATS
  • 採マネnext≫
  • ジョブ採用管理
  • HRMOS採用
  • 採用一括かんりくん
  • i-web
  • HR PRIME
  • mochica

気になる費用についても記載しています。
また、一段と管理もしやすくなるLINEを導入した採用管理システムもご紹介します。ぜひ選択の参考にしてください。

sonar ATS

株式会社Thinkings https://sonar-ats.jp/

株式会社Thinkings https://sonar-ats.jp/

「sonar ATS」は、新卒・中途採用の統合管理が可能です。
連携サービスは50社以上となり、2,000社以上の導入実績があります。

  • 連絡・調整などの各種採用業務を自動化
  • 採用データの収集・分析による課題の明確化
  • 複数の採用プロジェクトを一括で管理
  • ノーコードで複雑な採用フローの設計が可能
    など

これらの機能により、企業は採用プロセスを一元管理し、効率的に運営することができます。
特に複数のプロジェクトを同時に進めたい企業にとってはおすすめです。

初期料金:0円

月額料金:22,000円~
(1台で新卒・中途どちらも対応可能)

≫sonar ATS

採マネnext≫

株式会社アローリンク https://line-next.com/

「採マネnext≫」は新卒採用に特化しており、LINEを導入した採用管理システムです。
1,000社以上の導入実績があります。

  • LINE機能を活用した豊富な機能
  • 不人気業種での採用課題解決
  • 反応率の可視化
  • LINEを活用した一貫した対応
  • 自由なダッシュボード分析
  • 手厚いサポート体制
    など

これらの機能により困難な採用課題にも対応し、効果的に採用活動を進められます。
LINEコミュニケーションで歩留まり改善・内定承諾率を改善させたい企業には「採マネnext≫」を強くおすすめします。

初期料金:100,000円
月額料金:39,800円〜
(ライトプランとプレミアムプランがあります)

≫採マネnext

ジョブカン採用管理

トップ画像 ジョブカン採用管理

株式会社DONUTS https://ats.jobcan.ne.jp/

「ジョブカン採用管理」は、候補者50人以下の少人数採用に推奨される採用管理システムです。
25万社以上の導入実績があります。

  • 募集から内定まで管理
  • 10種類以上の求人媒体と連携
  • シンプルでわかりやすい操作性
  • 採用活動の進捗把握・効果分析
    など

これらの機能により、簡単かつ効果的に採用活動を管理することができます。
シンプルな操作性とコストパフォーマンスを重視する企業には、「ジョブカン採用管理」がおすすめです。

初期料金:0円
月額料金:8,500円〜
(無料プラン、LITEプラン、STANDARDプランがあります)

≫ジョブカン採用管理

※新規候補者登録30名まで。機能制限あり

HRMOS採用

トップ画像 ハーモス採用

株式会社ビズリーチ https://hrmos.co/ats/

「HRMOS採用」は、中途採用に特化しており、「効率化」「分析・改善」を軸に採用活動を支援します。
利用企業の96%が業務負担軽減を実現しました。

  • 人材紹介会社との連絡の一元管理
  • 会議室の使用予定管理
  • データ分析機能、
  • 求人ページ作成機能
  • 主要な求人媒体との自動連携
    など

これらの機能により企業はデータに基づいた戦略的な採用活動を行えます。
データドリブンな採用を目指す企業に「HRMOS採用」がおすすめです。

初期料金・月額料金:要問い合わせ

≫HRMOS採用

採用一括かんりくん

トップ画像 採用一括かんりくん

HRクラウド株式会社 https://www.career-cloud.asia/

「採用一括かんりくん」は、新卒採用と中途採用の両方対応し、LINEが導入された採用管理システムです。
契約中のアクティブアカウントは1,250社以上です。

  • 一元管理と自動化による事務工数の削減
  • LINEとのシームレスな連携
  • 外部サービスとの連携が充実
  • シンプルで分かりやすい操作性
  • 適性検査CUBIC対応

これらの機能により迅速に導入し、即効性のある採用活動を開始できます。
導入のスピードを重視する企業に「採用一括かんりくん」はおすすめです。

初期料金・月額料金:プランは要問い合わせ
月額20,000円〜、LINE利用には別料金が発生)

≫採用一括かんりくん

i-web 

トップ画像 i-web

株式会社ヒューマネージ https://i-web-ats.humanage.co.jp/

「i-web」は新卒採用に特化し、16年連続導入シェアNo.1の実績がある採用管理システムです。
累計導入社数は2,100社以上となります。

  • 業界初の個別マイページ付き
  • 大手就職サイト2社とシームレス連携
  • 適性検査と完全データ連動
  • CMS機能+採用アプリを標準搭載
  • 採用活動を全てオンラインで対応することが可能
    など

これらの機能により効率的に新卒採用活動を行えます。
新卒採用に注力する企業には「i-web」はおすすめです。

初期料金・月額料金:要問い合わせ

≫i-web

 HR PRIME

トップ画像 HR PRIME

株式会社HR PRIME https://hr-prime.jp/

「HR PRIME」は新卒採用に特化し、LINEを導入した採用管理システムです。
企業だけでなく、病院や社会福祉法人にも導入実績があります。

  • LINEを使用し、採用工数削減を実現
  • 学生情報の一括管理
  • 数値分析で採用活動の課題を可視化
  • 学生との連絡を自動化
  • 歩どまりの向上を実現
    など

これらの機能を駆使して、効果的に新卒採用活動を進められます。
コミュニケーションの円滑さを重視する企業に「HR PRIME」をおすすめです。

初期料金:0円
月額料金▼
LINEプラン 20,000円~
ATSプラン 26,500円~

≫HR PRIME

mochica

トップ画像 mochica

株式会社ネオキャリア https://official.mochica.jp/

「mochica」は新卒採用だけでなく、中途採用やアルバイトでもご利用できます。
「LINE連携ATS」として導入実績は1,000社以上です。

  • LINEの導入で応募者との距離を近くする
  • 自動で選考の日程を調整
  • 面接官ごとの複数アカウント発行可能
  • ダッシュボードにより応募者の属性を可視化
  • 無料のチャットサポート体制
    など

これらの機能により、コストを抑えながら採用プロセスを効率化できます。
採用システムのコストパフォーマンスを重視する企業は「mochica」をおすすめです。

初期料金・月額料金:要問い合わせ

≫mochica

採マネnext≫で効率的に採用活動を進めよう

採用担当者必見!採用業務の効率化5選。自動化からAIの活用を解説_画像

採マネnext≫は、クラウド型のサービスとして提供しており、採用管理システムの中でも、LINEと連携して使用できるのが特徴です。

連絡手段としてほとんどの学生が使用しているLINEなら、コミュニケーションが取りやすいというメリットがあります。

  ライト プレミアム
初期費用 10万円 10万円
月額料金 39,800円 69,800円

 

採マネnext≫では「ライト」と「プレミアム」の2種類のプランを用意しており、従量課金制ではなく管理者単位でのプランとなります。

初期料金はどちらのプランも10万円で、月額料金は「ライト」が39,800円、「プレミアム」が69,800円です。

また、コンサルティングサポートはどちらのプランでもご契約が可能です。
システムだけでなく、コンサルティングも受けたい方におすすめです。

▶ライト採マネnext≫の主な機能をほとんど利用できます。
応募者管理機能や選考機能、業務効率化機能、便利機能に関しては「プレミアム」と変わりません。

▶プレミアムライトの機能に加えて、セキュリティや分析などの機能が付いています。
分析機能が豊富につくので、ターゲットに合わせたアプローチのための戦略立てがしやすくなります。

さらに、二段階認証やIPアドレス認証が利用できるため、情報が外部に漏れてしまう心配はありません。
複数の送信者名やアイコンを切り替えて使用できるアイコンスイッチ機能も付いており、個別のコミュニケーションを取るときにも便利です。

採用活動の効率化を図りたいと考えているのであれば、ぜひ採マネnext≫の利用を検討してみてください。

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まとめ

内定者へのフォローメール例文集|メール作成のポイント_画像

採用管理システムを導入すれば、応募者とのやり取りや個人情報の管理、スケジュール管理などが簡単に行えます。
人為的なミスなども減らせて採用活動の効率が上がるでしょう。

  クラウド型 オンプレミス型
初期料金 0~30万円 100万円~
月額料金 2万~10万円 0万円~
特徴

コストが抑えられる

従量課金制の場合、利用者によって費用が変わる

初期費用がかかる

製品のランニングコストはかからない

料金の相場は以下の通りです。

初期料金…3万円から10万円程度
月額料金…1万円から10万円程度

採用活動に力を入れるなら、ぜひ採用管理システムを活用してみましょう。

弊社の採マネnext≫のライトプランは、初期料金は100,000円、月額料金は39,800円で提供しています。

業界でも珍しい、公式LINEを導入した先進的なツールとなります。お申込みご希望の方はお気軽にお問合せください。

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