近年、多くの学生がSNSを利用していることから、人材獲得に力を入れる企業の間では、これらのSNSを採用活動に利用しようという動きが広がっています。
なかでもLINEは学生が日常的に利用しているSNSアプリです。LINEを採用活動のコミュニケーションツールとして利用することができれば、企業との信頼関係を築きやすくなります。
そこで今回は「企業用アカウントLINE@を採用活動に使うことで、どんなことができるようになるのか」を解説します。
目次
採用管理ツールとして勧めるLINE@とは
新卒採用の戦略として、学生が日頃から利用するコミュニケーションツールを活用して、情報のやり取りを行うという方法があります。
なかでもLINEは多くの学生が日常的に利用するSNSアプリであるため、学生へのアプローチ手段として非常に優れています。
LINEの最大の特徴は、まるでチャットのようにスピード感のあるやり取りができることです。企業がLINEを使うことでスピーディーなレスポンスができ「学生に興味を持っている」ことをアピールすることが可能です。
そのため、学生の志望意欲の低下や選考途中の辞退を防ぐ効果が期待できます。
また、多くの学生は友達や恋人、家族、アルバイト先等とLINEを使って連絡を取り合っています。そのため、LINEをチェックしない日はほとんどなく、企業からのメッセージが見過ごされにくいというメリットも。メールや電話に比べて学生からの反応率は高くなります。
LINEが個人同士のコミュニケーションツールなのに対して、LINE@は、LINEのビジネス用アカウントです。企業の広報活動や採用活動のような一対多数のやり取りでよく利用されます。LINE@を利用することで、戦略的かつ無駄のない採用が行えます。
LINE@を用いた採用管理ツールの使用方法
LINEやLINE@は、個人や店舗が利用するコミュニケーションツールとして設計されています。そのため、採用活動に必要な機能が十分とはいえません。
しかし、LINEと連携できる「採用管理システム」を導入することで、LINEをそのまま採用ツールとして利用できるようになります。
以下では、どのようなことができるのか、具体的に説明します
採用を促すコミュニケーションツール
LINEと連携する採用管理システムでは、たとえば次のようなことができるようになります。
- リマインドの時間削減
たとえば、学生がLINE上でセミナー予約のボタンをタップしたとします。すると、あらかじめ設定していた返信が自動的に送信され、担当者が個別で返信する必要がなくなります。決まった送信のタイミングやメッセージはさまざまな場面を想定して設定することが可能です。
- データ収集
採用管理システムでは、システム上に応募者情報や選考状況などの情報を一元管理できます。そのため、LINE@のアンケート機能を利用したデータ収集・保存等が容易に行えます。
- 1:1のメッセージ
もちろん、LINEは学生と個別のやり取りも可能です。面接日程の調整や、学生への個別フォローが行えます。学生にとってLINEはカジュアルなツールなので、気軽に質問や意見を受け付けることもできます。
なお、このような業務効率化のツールを利用してもなお時間が足りない場合、採用代行サービス「RPO」を検討しましょう。RPOを利用することで、採用活動のアウトソーシングできます。
LINE@が広報になる
LINE@はLINEと同じく、ホーム画面があります。ここに説明会情報や社内報を投稿することで、タイムラインに情報が流れるため、学生と共有することが可能です。
そのため、タイムラインを見て自社に興味を持った学生からのレスポンスを期待することができるようになります。
また、自社で広報用のLINE@アカウントを持っている場合、ここに求人情報を流すことで、消費者に向けて無料で求人案内を拡散することができます。
LINE@を活用した採用管理システムは「next≫」
「next≫」は、LINE@専用の採用管理システムです。当社の採用活動を参考に開発されたため、採用担当者が欲しいと感じるシステムが揃っています。
「next≫」では、応募者にタグをつけることで、学生の情報管理がシステム上で一括して行えます。そのため「セミナー参加の学生」「内定者」など、学生の各選考段階に応じてメッセージを一斉送信でき、業務の効率化ができるように。
また、学生に訴求力のあるメニューの設定も自由自在です。「来年度入社予定の学生」「2020年卒学生」など、ターゲット毎にメインメニューを設定することで、同じシステムから複数のターゲットに最適な画面を表示できるのです。
「next≫」には、他にも「特定のキーワードに対して特定の情報を自動で送る機能」や「PDFアップロード機能」「CSVダウンロード機能」など、便利な機能が多く搭載されています。
さらに、当社には専門のサポートチームがあるので「next≫」を導入いただいたお客様には、さまざまな機能の効果的な使い方や、採用活動全般のコンサルティングをさせていただきます。
LINE@を使った新卒採用には「next≫」をご利用ください。
まとめ
LINEは学生の最も身近なコミュニケーションツールです。LINE@を採用管理システムと連携させることで、学生に近い距離で採用活動が行えるように。
少ない時間や労力で効果を最大化することが可能です。新卒採用には、LINE@の活用がおすすめです