2019年7月31日にnext≫はアップデートを行いました。
新機能の追加や、仕様の変更について解説いたします。
かなりテクニカルな内容となっており、上級者向けの内容となっております。
目次
1.友だちリストの一括操作から「アクション管理」で登録したアクションが実行可能になりました。
6月25日に追加されたアクション管理機能ですが、各種アクションを複数の方に一括で行うことができるようになりました。
友だちリスト下部の友だち一括操作にアクションのタブが追加されています。
タグや友だち情報を一括で追加・変更する時と同じ操作でアクションを実行することができます。
個別に行っていた情報入力が一括でできるように
next≫の運用スタイルにもよりますが、学生の情報を扱う以上、どうしても手動で情報入力することがあると思います。
例えば、合否。
合格か不合格かは人間が決めるので、合格者の方のお名前を目視でチェックして合格マーク(タグ)をつける必要があります。
それ以外にも、
- リッチメニューを合格者メニューに変更
- 合格連絡のメッセージ送信
- 次の選考の案内メッセージ送信
などといった、様々なアクションをすると思います。
これらのアクション全てを一個にまとめた機能が6月25日に追加されたアクション機能ですが、これらは1人に対して複数のアクションを行うだけでした。
今回のアップデートでは複数人に対して複数のアクションを行うことができます。
一気に作業工数が減ることをイメージできたでしょうか。
このアップデートは完全に管理者が楽になるものと言えるでしょう。
2.「アクション管理」でアクションの定期実行を設定できるようになりました(※プロプランのみ)
プロプラン(69,800円)のプランのみの機能ですが、このアクション機能をスケジュール予約できるようになりました。
定期的に同じアクションを実行する場合、その動作すらも不要となり完全な自動化が実現します。
・毎日朝にリッチメニューを変える(ポイントゲット!今日のひとこと)
・説明会3日前、2日前、前日にそれぞれ違うメニューを表示させる
・名前未登録の方に週に2回、名前登録の案内メッセージを送る
特にこのメニュー変更を駆使すると、送信数を大きく抑えることができるので、大規模なLINE公式アカウントであればあるほど費用対効果は高いと思います。
3.時間帯とキーワードを組み合わせた自動応答が可能になりました。
自動応答が反応する時間帯や曜日を指定できるようになりました。
これにより同じキーワードでも時間帯や曜日によってアクションを変更することができます。
自動応答は様々な使い道がありますが、さらに幅が広がりました。
next≫での自動応答は応答だけでなく、タグやシナリオがスタートしたり、メニューが変わったり、タグや友だち情報が追加されたり、もうなんでもアリな機能です。
その他変更
回答フォーム」の定員機能を強化し、定員を超えての回答送信ができないようにしました。
複数ユーザーが同時に回答した時に定員をオーバーしてしまう問題が改善されました。
アクション実行中は画面上部にお知らせが表示されるようになりました。
アクションを複数実行する場合、少し時間がかかります。
実行中は情報変更の操作を行わないことを推奨します。
LINE社のサービス移行に伴い、LINE@MANAGERへのリンクを変更しました。
LINE@からLINE公式アカウントへと移行したことにより、管理画面のURLも変更になりました。
「メッセージ送信数」でLINE公式アカウントの送信上限数が確認可能になりました。
LINE公式アカウントから送信数制限が追加されたので、トップページから確認できるようになりました。
その他修正
- .回答フォーム選択肢の「選択済」チェックボックスを廃止し、分かりやすくなりました。
- .回答フォーム一覧の一括操作で「一括で通知をミュート」が機能していなかった問題を修正しました。
- .リマインダゴールが過去日の場合でも、「開始時に配信」が実行される問題を修正しました。
- .アクション設定で設定したテンプレートが削除されていてもアクションが保存できてしまう問題を修正しました。