インターンシップを成功させて選考参加数を増やす。5つの秘訣をご紹介

インターンシップを成功

新卒を採用する際には、インターンシップを開催する企業も多くあり、直接学生たちと話す機会にもなるため、ミスマッチの防止にもつながります。
さらに、多くの就活生が、さまざまなインターンシップに参加するので、企業の認知度を上げて応募者数を増やせるのもメリットです。
しかし、インターンシップを成功させるためには、ターゲット像を設定し、季節ごとにコンテンツを変えるといった対策も必要となります。
最近では、インターンシップから直接雇用につながるケースもあり、コンテンツ作りは非常に重要です。
本記事では、インターンシップとはそもそもどういったものなのか、企業が行うメリット、成功させる秘訣から注意点まで解説します。

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インターンシップとは

インターンシップとは、職業体験のことを指しており、就活生は実際にどのような企業なのかを事前に体験できます。
就活生は、初めての就職活動となるため、最初の頃はどういった会社に応募すればいいのかわからないことがほとんどです。
そこで、自分にはどのような適性があるのかを把握するために、興味のある業種や企業のインターンシップに参加します。

短期間のインターンシップであれば、どのような業種なのか・具体的にどのような仕事をしているのか説明を聞くだけのことがほとんどです。
そして、長期のプログラムであれば、実際行っている業務に携わることができ、社風も身をもって体験できるので、就活の参考になります。
夏や秋冬のインターンだけでなく、最近では春にも行われることがあり、季節ごとに提供されているコンテンツが異なります。
最近では、オンラインでインターンシップを行っている会社もあるため、就活生はより気軽に参加できるのが特徴です。

短期や長期のプログラムがある

インターンシップには、短期と長期のプログラムの2つが提供されており、少しでも興味があれば短期のプログラムに参加することが多いです。
その後、選考に進みたいと思っている企業がいくつか絞れたタイミングで、就活生は長期のプログラムに参加します。
実際に、1Dayや1weekのインターンシップでは、グループワークや社員との交流、簡単な業務体験といったものが提供されています。

長期のプログラムでは1ヶ月と長めのプログラムとなり、現在進行している業務に参加してもらい、入社後を想定したプログラムを行います。
業種によって行っているプログラムは異なりますが、就活生の興味を引けるような内容であれば、選考に進んでもらいやすくなります。

夏と秋冬と季節ごとに開催されている

サマーインターンやウィンターインターンと、夏や秋冬といった季節ごとに分けて、インターンシップが開催されています。
これは、就活生の春休みや夏休みに合わせて開催されるためで、夏のインターンは長期・秋冬、春は短期で行われることがほとんどです。

具体的には、春や秋冬のインターンでは、会社説明やグループトーク、簡単な業務体験などがメインとなり、就活始めたばかりの学生向けのコンテンツを用意します。
グループトークでは、実際に新しく始めるプロジェクトの案を出してもらうといった業務に関係するもので行っていきます。
就活生からのフレッシュな意見をもとに新プロジェクトの案を練ったり、就活生にアドバイスをしてより業務について認知度を深めてもらったりします。

夏のインターンでは、夏休み期間で行えるため1ヶ月から最大2ヶ月程度となっており、実際に欲しいポジションの部署に配属してプログラムを進行していきます。
先輩社員との縦横の関係が作りやすく、入社した時のイメージが湧きやすいため、選考に進もうと思っている企業に就活生は応募してきます。
そのため、インターンから選考へ直結したり、採用につながることもあるため、どのようなコンテンツで開催するかしっかりと練らなければなりません。

最近ではオンラインでの開催もある

世界情勢に合わせて、オンラインでのインターンシップを開催している企業も多々あります。
全国どこからでも参加しやすく、忙しい就活生でもオンラインなら気軽に参加してくれるコンテンツとなっています。
実際に、地方から上京し、就職しようと会社を探している就活生としては、オンラインで会社説明が聞けることは非常にメリットです。
コンテンツとしては、業界の説明やグループワークによる資料作成、プレゼンテーションなどが行えます。
対面でのインターンシップより、できることが限られてしまいますが、全国から応募してもらえるコンテンツであれば、母集団形成にもつながるでしょう。

企業がインターンシップを行うメリット

話し合うビジネスマン

企業がインターンシップを行うメリットとしては、実際に対面で会話ができたり業務に携わってもらったりできるので、ミスマッチが防げます。
他には、企業の認知度を上げることにもつながり、興味を持ってもらえれば、応募者数を増やすことも可能です。
また、就活生の人となりを見たり、会話で深く知れるようになったりするため、早い段階で欲しい人材を見つけることも可能です。
ダイレクトリクルーティングとして、インターンシップ後にアプローチもできるので、戦略的な採用活動を行いたい企業にとって大きなメリットでしょう。

ミスマッチを防いで早期退職の防止

インターンシップにより、自社のことをより深く知ってもらえるようなコンテンツを提供できれば、ミスマッチを防いで早期退職を防止できます。
就活生は、実際に入社してみたら、思っていたような仕事ができない・社風が合わないといった理由で早期退職をしがちです。
しかし、インターンシップを通じてどのような業務を行うのか・先輩社員との相性が合うのかどうかを確認できれば、早期退職は防げます。
そのため、しっかりと採用者数を確保しつつ、長期的に活躍してもらいたいのであれば、インターンシップによるマッチ度の把握も重要です。

企業の認知度を上げて応募数を増やせる

大学や求人サイトなどに、インターンシップの開催情報を掲載できるので、中小企業であってもある程度の認知度を上げられます
インターネットが普及している現代では、多くの企業が採用活動をネット上で行っているため、認知度が低いと埋もれてしまいがちです。
しかし、インターンシップの開催を大学に掲示してもらったり求人サイトで大々的に告知できれば、応募者数の獲得につながります。

また、具体的にどのような業務を行っているのか、自社ならではのオリジナルの魅力を伝えられれば、就活生の興味を引くこともできるでしょう。
売り手市場となっている現代では、新卒者を獲得するのは非常に難しいため、インターンシップも活用しつつ採用活動を行うことが大切です。

早い段階で欲しい人材を見つけられる

多くの企業では、インターンシップや合同説明会で母集団を形成し、そこから選考受付を開始し、本格的な採用活動がスタートします。
そのため、インターンシップで多くの学生と話をすることで、早い段階で欲しい人材を見つけられるようになります
さらに、企業から個別にアプローチを行うダイレクトリクルーティングがしやすくなり、早ければ採用活動を開始して早々に欲しい人材の確保が可能です。

早期に欲しい人材を確保できれば、コストを抑えることができ、効率的に採用活動を進められるようになります。
そのため、インターンシップのコンテンツを充実させ、的確に欲しい能力を持った人材が集まるように工夫を行いましょう。

インターンシップを成功させる5つの秘訣

計画を立てるビジネスマン

インターンシップを成功させる秘訣は5つあり、まずはターゲット像を明確にしてペルソナを設定していきます。
そして、インターンシップの目的を明確化し、春夏や秋冬といった季節ごとにコンテンツを変えてインターンシップを行いましょう。
そして、学生が満足できるようなコンテンツを検討し、実際の業務内容や働く環境をしっかりと見てもらいます。
なんとなくインターンシップを行うのではなく、しっかりとペルソナの設定や目的の明確化を行うことで、就活生の興味を惹けるようになるでしょう。

ターゲット像を明確にしてペルソナを設定する

入社して欲しい能力を持った新卒生のターゲット像を明確にし、具体的なペルソナを設定するようにしましょう。
そして、設定したペルソナに合わせて、どういったコンテンツであればインターンシップに参加してもらえるのかも検討していきます。
ペルソナの設定が曖昧だと、ピンポイントに来て欲しい人材にアプローチがしづらくなり、効率的に採用活動が行えません。
インターンシップだけでなく、求人広告の出稿やSNSによる採用活動でも、ペルソナは使われるため、まずはしっかりと社内で協議し、検討していきましょう。

インターンシップを行う目的の明確化

インターンシップは、必ず行う必要があるものではなく、あくまでも母集団形成や、繋ぎ止めとして接点を図る用途などで実施されることが多くあります。
インターンシップを開催するとなると、採用担当者だけでなく、実際に入社してもらいたい部署の従業員の労働力も必要となります。
そのため、コストもかかっており、通常の業務にも遅れが生じる可能性があるため、なぜインターンシップを開催するのか目的の明確化が必要です。

また、どういった人材が欲しいからインターンシップを開催しているかといった目的も明確にしておくことで、就活生のアプローチがしやすくなります。
たとえば、弊社のインターンシップに参加すると、このような情報が得られる・どういった就活生におすすめかなど、具体的なメリットが提示できます。
インターンシップに参加して、選考に進んでくれた就活生とのミスマッチも最小限に抑えられるので、スムーズに選考まで移行してもらえるでしょう。

春夏と季節ごとにコンテンツを変える

インターンシップでは、春夏といった季節ごとに開催することが多いため、開催時期によってコンテンツを変えることをおすすめします。
たとえば、春や秋冬だと、就活生は授業に参加していることも多く、長期間のインターンシップには参加できないことが多いです。
そのため春や秋冬は短期から中期にて開催できる、グループワークや簡単な業務体験などを開催すると良いでしょう。

夏の場合は、1ヶ月半から2ヶ月と長期的な夏休みがあるので、実務に参加してもらいつつ実際の入社後の雰囲気をつかんでもらいましょう。
どの季節でも同じ内容でコンテンツを作成してしまうと、就活生からすると思ったよりコンテンツが薄い・欲しい情報が得られないと不満に思ってしまいます。
そのため、しっかりと季節ごとにインターンシップのコンテンツを変更し、さまざまな角度から自社を知ってもらえるように工夫しましょう。

学生が満足できるようなコンテンツを検討する

就活生は初めての就職活動となるため、どのように業種や会社を選べばいいのか、不安を抱えながらインターンシップに参加します。
そのため、自分に適した会社はどのように選ぶべきか・業種を理解した上で、自分にあった会社を選ぶにはどうすべきかなどレクチャーをしてあげましょう
また、初回のインターンシップにて非常に興味を惹くことができたら、就活生は複数回参加することもあります。
そのため、どの季節でも新たな発見ができるようなコンテンツを作成し、就活生の興味・関心をしっかりと掴むようにしましょう。

実際の業務内容や働く環境を見てもらう

インターンシップを成功させる秘訣として非常に重要なのは、実際の業務内容や働く環境を見てもらうことが挙げられます。
就活生が内定辞退や早期退職をしてしまう理由には、思っていたような会社ではなかったというものがあります。
そのため、嘘偽りなく実際に入社後を想定したインターンシップを開催することで、就活生と自社のマッチ度を明確にすることが可能です。

この時、良き先輩となれるよう歳の近い従業員を就活生の担当にしてあげることで、相談しやすい環境も構築できます。
不安ばかりの就職活動や入社でも、相談しやすい環境があれば新卒者は安心して初めての仕事に取りかかれます。
そのため、実際の業務内容や働く環境を見てもらい、入社時に実際に担当となる従業員とのつながりも作ってあげるようにしましょう。

インターンシップは企業と学生にとって非常に重要

インターンシップに参加することで、学生は自分にとってどのような仕事が向いているのか判断します。
そして、最近ではインターンシップが採用に直結することもあり、業務体験をするという目的だけでなく、内定に向けて行動をしています。
企業としても、実際に業務体験をしてもらうことで興味を惹くことができ、お互いのマッチ度も把握できます。
このように、インターンシップは企業だけでなく学生にとっても今後の人生を左右する大事な行事のひとつです。

25年卒からはインターンシップが採用に直結する

採用直結型や内定につながるインターンシップでは、事前に参加資格があることを前提としているものが多くあります。
具体的には、企業が打ち出している参加要件に満たしている学生であればインターンシップに参加できるといったものです。

また、採用や内定に直結と打ち出しているものの、長期のインターンシップに参加してもらい、その中で書類選考や面接適性検査なども行います。
企業としては、インターンシップから採用に直結できる就活生を集めることで、効率的に採用活動が行えます。
就活生にとっても、自身の能力にマッチした業界かつ、入社後の雰囲気もある程度わかっている会社であれば、安心して選考に進めます。
そのため、企業としては、双方のミスマッチが少ないようにインターンシップを開催するようにし、就活生が安心して参加できるように工夫しましょう。

インターンシップの成功には採マネnext≫を活用しよう!

インターンシップを成功させるためには、短期や長期のプログラムなど期間やタイミングに合わせて最適なコンテンツを作成する必要があります。
具体的には、ターゲット像を明確にしペルソナを設定した上でコンテンツを考えたり、インターンシップをなぜ行うのか目的を明確にすることが大切です。
この時、学生が満足できるようなコンテンツを提供してあげることで、この会社に入社したいと思ってもらうことができます。
インターンシップの際には、しっかりと連絡先を交換しておき、定期的に会社から就活生へ情報提供することも選考数を増やす秘訣です。

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