中小企業では求人を募集していると、応募者と途中で連絡がつかなくなくなることがよくあるでしょう。
辞退する場合にはきちんと連絡すべきですが、企業側にも何か問題があるのかもしれません。
ここでは、応募者と連絡がつかなくなる理由と、その予防方法について解説していきます。
目次
応募者と連絡がつかなくなる3つの理由
最初に応募者と連絡がつかなくなる主な理由について見ていきましょう。
企業に不満をもった
面接のときには面接官は応募者のことをよく見ていますが、それと同じくらい応募者も面接官や企業のことを見ています。
企業側の態度に対して不満を持ったり、嫌な思いをしたりして、その企業では働けないと思うこともあるでしょう。
また、企業から応募者に対して連絡をするときに、遅すぎるということで不満を持つ人も多いです。
選考期間が長い
転職活動をしている人にとって選考期間が長いのは何かと負担になります。
面接の回数が多ければ、それだけ準備にも手間がかかるでしょう。
興味を持って応募してくれた人でも、選考途中で見切りをつけられてしまうかもしれません。
また、採用段階で負担が多い企業は、入社後も負担が多いのではないかと勘ぐられてしまうこともあります。
他の企業から採用をもらった
応募者の中には、ほかの企業にも応募していてそちらの採否がまだ決まらないうちに、こちらに応募しているというケースも多いです。
こちらでまだ選考段階のうちに、ほかの企業で内定が決まることもあります。
そのような場合で、ほかの企業の方が志望順位が高ければ、辞退されてしまうでしょう。
通常なら応募者の方から辞退したい旨の連絡を入れるべきところです。
しかし、もう関係なくなったからという理由で連絡をしない人もいます。
「応募者と連絡がつかない」を予防するには
次に「応募者と連絡がつかない」状態になるのを予防するための方法を紹介していきます。
応募者への連絡はスピード感をもって
応募者にとって、応募先企業からの連絡の早さは重要度が高いです。
応募してもなかなか連絡が来なくて面接日が決まらないと、今後の予定が立てづらくなります。
その結果、連絡が遅い企業からは、応募者が遠のいてしまうでしょう。
そのため、応募があったらできるだけ当日のうちに連絡しておくのが望ましいです。
ただ、遅い時間になる場合には翌日でも問題ありません。
メールなどでもあまり遅い時間に連絡すると、その時間に働いているということで、ブラック企業だと思われてしまう可能性があります。
ただ、すぐに連絡したくても、面接の日程を決めるのに時間がかかることもあるかもしれません。
そのような場合には、応募に対するお礼の連絡だけ済ませておきましょう。
翌日また連絡して面接候補日を送る旨を伝えれば、応募者は安心できます。
また、応募後の連絡だけでなく、二次面接など採用過程での連絡も早めを心がけましょう。
連絡がない期間が長引けば、応募者は落ちたのではないかと思ってしまいます。
コミュニケーションをしっかりと
応募者にメールなどで連絡をするときには、定型文をそのまま使用するのではなく、応募者に合わせた内容の文章を作りましょう。
定型文の後に数行程度加える形でも問題ありません。
そうすることで、コミュニケーションが濃くなり、特別感を持ってもらえます。
自分のことをきちんと見てくれているというのが伝われば、連絡がつかなくなるようなことはなくなるでしょう。
また、面接時には応募者に質問するだけでなく、職務内容や魅力についてアピールすることも重要です。
そうすることで、応募者は採用後に自分がその企業で働いている様子をイメージしやすくなり、企業に対する興味も高まるでしょう。
選考期間は短く
選考期間に関しても、長すぎて応募者の負担になっていないかどうか見直してみましょう。
選考期間が長いと、その間にほかの企業から内定を得て、そちらに入社してしまう可能性も高くなります。
採否を慎重に検討することはたしかに大事ですが、選考期間はできるだけ短くするのが望ましいです。
面接回数が多すぎると、どうしても選考が長期化してしまうため、多い場合には2回程度まで減らすことも検討してみましょう。
採マネnext≫で「応募者と連絡がつかない」をなくす
採用過程で応募者との連絡に使用するツールも大事です。
そこで採マネnext≫を使ってみてはいかがでしょうか。
採マネnext≫なら応募者とLINEで連絡を取り合えるのが特徴です。
LINEならメールよりもメッセージの開封率が高く、連絡がつかなくなるのを防止できます。
返信率もメールより高めで、メールだと返信してもらえないような場合でも、LINEなら返信してもらえることが多いです。
また、管理機能が充実しており、採用活動に関わる業務の負担が軽減できるでしょう。
効率が良くなることで、こちらから応募者へ連絡するときも迅速に行えます。
スピード感のある採用業務も実現できて、応募者が遠のくのも防止できるでしょう。
まとめ
応募者と連絡がつかなくなるのは、企業の対応に対する不満や選考の長期化などが原因であることが多いです。
そのため、スピード感のある選考を行い、コミュニケーションを濃くすることが予防につながります。
「応募者と連絡がつかない」をなくすだけにとどまらず、良い人材の採用につながることも多いです。
応募者としっかりとコミュニケーションを取れるよう、連絡の取りやすい採用管理ツールを導入してみてくださいね。