【採用担当者はチェック!】第二新卒を採用するメリット・デメリット

第二新卒を採用

人手不足を解消したいと考えているなら、第二新卒の採用を検討するのも選択肢のひとつです。
中小企業にとってメリットの高い第二新卒を採用して、優秀な人材を確保しましょう。
今回は第二新卒の概要やメリット・デメリットを解説しながら、第二新卒の採用を成功させるポイントを紹介していきます。

採用活動における「第二新卒」とは?

第二新卒の年齢や卒業後の年数には、明確な定義があるわけではありません。
しかし、一般的には学校を卒業してから1~3年以内の求職者とされています。

大卒であれば22~25歳前後、高卒なら18~21歳と若く、就業に意欲的な年齢といえます。
年齢的に新卒者と大きな開きはないものの、一度企業に勤めているため社会人としてのスキルが備わっているのも魅力です。

第二新卒者に対して、「採用してもすぐに辞めてしまうのでは」と考える方もいるでしょう。
しかし、第二新卒者の多くは、若いうちに仕事を選び直して自分の実力を活かしたいという、前向きな姿勢の求職者です。
優秀な人材確保をしたい人事担当の方は、ぜひ第二新卒の採用も検討してみると良いでしょう。

企業が第二新卒を採用するメリット

企業にとって、第二新卒を採用するメリットを見ていきましょう。
学生有利の売り手市場が続き、中小企業の新卒採用が難しいなか、第二新卒が注目されています。
企業にとって第二新卒を採用するメリットを理解して、ぜひ目を向けてみてください。

新卒と同じく柔軟で適応力がある

第二新卒者は社会人経験が少ないため、自社の環境に柔軟に適応しやすいといえます。
新卒と同様にフレッシュで、仕事への意欲も兼ね備えているので、比較的早く会社や職場に溶け込むことができるでしょう。

入社までの期間が短い

採用から入社までの期間が短いのも、第二新卒の良いところです。
新卒の場合は採用がすぐに決まっても、卒業まで待たなくてはいけません。
それに対して、第二新卒はすでに離職している人材や退職を検討している人材のため、採用から入社までに時間を置くことはありません。

新卒に比べてコストがかからない

第二新卒の場合、新卒に比べて採用活動の時期が短くて済むため、採用コストがあまりかからないのがメリットです。
インターンや合同説明会の開催は必要なく、第二新卒はどちらかというと中途採用に近いため、比較的短い期間で採用ができます。

また、ある程度ビジネスマナーが備わっている第二新卒の場合、基本となる部分の育成が省けることもあり、教育コストも比較的かかりません
第二新卒は一度社会に出ているため、基本的な社会人スキルを身につけています。
そのため、新卒よりも教育コストがかからない傾向にあります。
もちろん社会人としての新人教育は必要ですが、基礎ができている分教育の日数を短縮できる可能性があります。
前職で働いていた期間にもよりますが、新卒採用よりも第二新卒の採用の方が比較的コストがかからないといえるでしょう。

企業が第二新卒を採用するデメリット

第二新卒はメリットばかりではなく、デメリットもあるのが実情です。
その点をしっかり理解してから、選考を行う必要があります。

即戦力としては難しい

第二新卒はスピーディーに人手不足を補うことができるものの、即戦力となるのは難しい可能性があります
社会人経験があるとはいえ期間が短く、知識、経験とも不十分なことが多いためです。場合によっては、新卒同様の教育が必要です。

早期離職の可能性がある

第二新卒には、早期離職の可能性があることは否定できません。

第二新卒者の多くは、待遇や働き方を前職と比較して、自身の希望に合った企業かどうか見極めます。
採用後に「求めていた企業ではなかった」と感じさせてしまうと、せっかく採用した人材が離れてしまうかもしれません。

第二新卒を採用する際のポイント

それでは、第二新卒を採用する際に重視すべきポイントを解説していきましょう。
第二新卒をスムーズに採用して速やかに現場の戦力に投入するには、採用時のミスマッチを防ぎ、エンゲージメントを向上させることが大事です。
丁寧な選考と入社後に続く継続したケアで、優秀な人材を確保しましょう。

仕事に対する姿勢や意欲の確認

第二新卒の場合は採用面接でのやりとりを重視することで、仕事に対する姿勢や意欲をしっかり確認しておく必要があります。
まだ社会人経験が浅いため、経験やスキルよりも、本人の人柄やポテンシャルを重視しましょう。

とくに志望動機や前職の退職理由を突き詰めて聞くことは、採用後のミスマッチを防ぐためにも重要です。
前職の成功体験や失敗経験を聞くことも、本人の姿勢や意欲を見極めるのに効果的なので、自社にマッチする人物かしっかり確認をしましょう。

信頼関係の構築・内定者フォローを行う

採用活動は内定を出して終わりではありません。
採用段階からの密なコミュニケーションで信頼関係を構築し、丁寧な内定者フォローを行うことで、第二新卒の早期離職や内定辞退を防ぎましょう。
最近はSNSなどで企業と求職者を繋ぐ、採用活動に役立つツールが増えています。ぜひ人事採用に活用してください。

まとめ

第二新卒の採用はメリットが大きいため、なかなか新卒者を集めることができない中小企業にも向いています。
その反面で第二新卒ならではの採用のしにくさがあるので、しっかりとコミュニケーションを取って、人手不足の解消を目指しましょう。
便利な採用管理ツールnext≫も活用して、企業を発展させる、優秀な人材確保に務めてください。

LINEを活用した採用管理ツールnext≫なら、企業が応募者や内定者と親密なコミュニケーションがとれるので、第二新卒者のフォローもスマートにできます。
内定辞退の軽減にも役立つでしょう。

また、人事採用者にとっても負担が大きいリマインド業務の大幅削減につながるため、一石二鳥です。
デモ版で使い勝手の良さを試すことができるので、新人採用のコミュニケーションに悩んだら、ぜひ採用管理ツールnext≫をお試しください。

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