「採用人数を増やしたいけれど、なかなか人材が集まらない…」と現在の採用方法に限界を感じてはいませんか?
そこでおすすめなのが採用管理システムの活用です。採用管理システムとは、採用ページの公開や応募者とのやり取り、選考状況などの採用業務を一括管理するシステムのことです。
近年、その中でも日ごろ使うことの多いLINEと連携したものが注目を集めています。
この記事では、LINEを使用した採用システムのメリットや実際の活用例を紹介していきますので、これを機にシステムの導入を検討してみてくださいね。
目次
なぜLINEを使った採用管理システムが選ばれているのか?
まず初めに、LINEを使った採用管理システムが多くの企業から選ばれている理由を解説していきます。
先に結論から述べてしまうと「LINEは多くの人が日ごろから使っているため」です。それでは実際のデータをもとに見ていきましょう。
ネオキャリアが2020年に「2020・2021年卒の学生」と「2020年卒の採用を行っている企業」を対象にコミュニケーションツールに関する調査を行いました。
そこで、「日常の友人や家族とのコミュニケーションで、最もよく使っているツールは何ですか?」という質問に対し、LINEと答えたのが91.5%で堂々の1位でした。
ちなみに、その次に多かったのがInstagramで3.2%、同率でTwitterと答えた人も3.2%いました。2位と圧倒的な差をつけており、いかにLINEが日ごろから使われているのかがわかりますね。
また、あさがくナビが2022年卒の学生を対象にコミュニケーションツールに関する調査を行っています。そこで、「就職活動で最も連絡がつきやすいツールは何か」という質問に対し、LINEと答えたのが52.3%で堂々の1位でした。
LINEを選んだ理由として「一番良く利用するツールなので、早く返信ができると思うから」「普段から、メールよりも頻繁に確認するから」などの回答が多く見られました。
学生側から採用活動にLINEの使用を求める声も増えてきているため、採用側もそれに対応していく必要がありそうです。
参照:就職活動時のコミュニケーションツールに関する調査2020年版
LINEを使った採用システムの5つのメリット
それでは次にLINEと連携した採用システムを活用するメリットを5つ紹介していきます。
1.スピーディで気軽なやりとりができる
企業にメールを送ったり電話をかけたりするのは、応募者にとって心理的なハードルが高いものです。
しかし、LINEでやりとりをすることによって気軽にメッセージを送りやすくなるというメリットがあります。
LINEであれば定型文なども必要ないため、短文ですぐに送ることが可能になり、応募者だけでなく企業側の返信スピードも上がることが期待されます。
2.メッセージに気付きやすい
普段メールを使い慣れていない応募者だと、メールが来ても確認しないことが多いです。
電話なども、知らない番号からの着信だったら不審に思って出なかったり、折り返さなかったりする人もいます。
従来のメールや電話に頼った採用活動だと、応募者との連絡がなかなか取れないため、選考スケジュールが組みにくいという難点もあったのではないでしょうか。
しかし、LINEならプッシュ通知をオンにしている人が多いため、気付きやすいというメリットがあります。
また、誰から送られてきたのかがすぐにわかるため、返信率が上がるでしょう。
3.応募者の志望度がわかりやすい
LINEを活用した採用管理システムを使うことで応募者の志望度が分かるというメリットがあります。なぜ志望度が分かるのかというと、LINEには「既読機能」が付いているためです。
つまり、未読状態が長く続いていたり、返信がない状態だったりすると志望度が低いと判断できるため、しつこく電話をかけたりメッセージを送ったりする必要が無いことが分かりますね。
反対に返信が来る応募者は志望度が高いと判断できるため、個別メッセージなどで手厚いフォローができるようになります。
応募者の志望度合いが分かるということは、それぞれに沿ったアプローチができるようになるため、効率良く採用業務を進められるようになるということです。今までの無駄な手間を省くことができるため、工数も増えるでしょう。
4.業務時間を短縮できる
LINEを使用した採用管理システムを使うと、メッセージを自動で一斉に送れる設定にもできるため、メールや電話の手間を削減することにもつながります。
また、問い合わせに自動で対応するメッセージを設定しておくこともできるため、応募者からの基本的な質問であればわざわざ返信する必要もありません。
今までメールやり取りに使っていた時間をほかの業務に回すことができるようになります。
5.応募者が知りたい情報にすぐアクセスできる
これまでの就活サイトでは、毎回ログインが必要で面倒に感じたり、システムがややこしくて得たい情報を得ることができなかったりと、不便に感じる応募者もいました。
しかし、LINEであればリッチメニューをタッチすることですぐにエントリーフォームに飛べたり、企業ページに簡単にアクセスできたりするため、応募者がアクセスしやすいというメリットがあります。
そのため、企業ページの閲覧数が増え、応募者からのエントリー数が増えることが期待されます。
【人材別】採用システムにLINEを活用した例
LINEと連携した採用管理システムが活用できるのは新卒採用のみではありません。
そのほかにも、中途採用やアルバイト採用にも使用できるため、それぞれの使用例を見ていきましょう。
【新卒採用】就活イベントで友達登録を促す
新卒採用の場合は就活イベントなどでLINEの友達登録を促しましょう。
それからタイムラインなどを使用して今後の説明会や選考日程の情報を一斉送信し、希望者からの申し込みを待つだけです。
また、採用管理システムによって内定者のフォローもできます。
たとえば定期的に社内の情報をアナウンスしたり、個別でのやり取りを行ったりすることができます。そうすることによって内定辞退者を減少させることができるでしょう。
【中途採用】個別のやり取りで信頼関係を築く
中途採用の場合は個別のやり取りをメインで行うことによって、応募者と信頼関係を築きましょう。
転職状況を確認したり、転職活動を応援するスタンスを見せたりするとなお良いですね。
また、内定後に情報提供やフォローをすることによってエンゲージメントを高める効果もあります。
【アルバイト採用】タイムラインで求人情報を公開する
アルバイト採用の場合はタイムラインを活用して求人情報を公開しましょう。
そこから応募が来たら、面接日程の調整をLINEで行うと電話やメールよりもスムーズにいきます。
リマインド機能や再送機能を使って面接前にアナウンスすれば、面接忘れや直前のキャンセルを防ぐことにもつながりますよ。
next≫でLINEにしかできない採用活動を
LINEと連携した採用管理システムを使うことで連絡が取りやすくなったり、業務効率化したりすることが分かりました。
next≫は、LINEと連携した採用管理システムのひとつです。
ほかの採用管理システムがもち合わせていない機能を多数搭載しておりますので、ぜひご活用ください。
応募者が特定のキーワードを送信した際に自動で返答を送信します。
たとえば、応募者から「会場」とメッセージが来れば、面接会場の地図を送るなど、活用シーンは多岐に渡ります。
まとめ
LINEを活用した採用管理システムについてご紹介してきました。
応募者が普段使うことの多いLINEを採用に使うことで、見てもらいやすくなったり、返信率が上がったりと、良いことばかりです。
採用管理ツールの導入をお考えの際には、ぜひともnext≫をご活用ください。
業務効率化し、応募者が増加すること間違いなしです。
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