新卒採用スケジュールの立て方!活動のポイントは?

新卒 採用 スケジュール

労働人口が年々減少している日本では、各企業で優秀な人材を確保することが求められています。
そのため、採用活動を強化したいと考える企業も少なくないでしょう。
特に新卒採用におけるスケジュールは、就活生の学業に差し支えないように組まないといけませんが、人材の争奪戦は過熱の一途をたどっています。
本記事では、適切なスケジュールを組むために、時期別の採用活動のポイントを解説します。

経団連が定める新卒採用のスケジュール

新卒採用の推奨スケジュールは、経団連(日本経済団体連合会)が策定した「採用選考に関する指針」によって、2020年卒まで次のように定められていました。

  • 広報解禁:大学3年次の3月
  • 選考解禁:大学4年次の6月
  • 内定解禁:大学4年次の10月

2021年以降は、政府が主導してスケジュールが決められることになっていますが、学生・企業双方の混乱を防ぐために、当面はこのスケジュールが継続される見込みです。
ただ、実際にスケジュールを守る企業は少なく、早期人材確保のために各企業が独自の採用スケジュールを組み、活動を行っているのです。

【時期別】企業の採用スケジュールと活動のポイント

具体的に、どの時期にどのような採用スケジュールを立てると良いのでしょうか。おおまかなスケジュールを解説します。

採用計画の立案(前年の7月頃まで)

まず、前年の採用を振り返り、採用計画を立てていきます。
このとき、採用の目標と目的を明確にするために、企業の方針や事業内容に基づいて採用職種・仕事内容・求めるスキル・採用人数などを決定します。
目的が明確でないと求める人材像が定まらず、採用計画が崩れることにもつながるので、慎重に進めましょう。

計画を立てるのと同時に、採用までに必要な予算と担当人員も確保しないといけません。
求人を出す段階から、説明会・面接などの開催や、採用に至るまでのプロセスにおいて、コストや人手がかかるためです。

説明会や広告の準備(前年の7月~2月頃)

計画が立ったら、説明会の日時決定、求人広告の準備などに取り掛かります。
求人広告や企業案内のパンフレットは、作成までに時間がかかる場合があるため、早めに発注するよう心がけましょう。
説明会の日時が決まったら、会場予約や説明内容および面接官の選定、採用スケジュールの内容などを決めていきます。
この時期には、秋冬インターンシップの実施も重要です。
就活生に企業への興味や理解を深めてもらい、のちの応募につなげられるよう、連携を取りながら行っていきます。

広報・企業説明会の開始(3月~5月頃)

各種準備が整ったら、いよいよ本格的に採用活動が解禁され、スケジュールが始まります。
ただし、売り手市場の傾向が強まっている現代では、学生からの応募を待っているだけでなく、企業からの積極的なアプローチが大きなポイントとなります。
企業が求めるスキルを持つ就活生を探すには、求人サイトなどでスカウトメールやDMを送る機能を使うのも採用効率が上がります。
企業説明会で話す内容は、企業側から伝えたいことだけを盛り込むのでは不十分です。

具体的な仕事内容や待遇など、就活生が知りたいことを配慮して選定するようにしましょう。
就活生が知りたい情報については、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
就活生が本当に知りたいこと就活生が本当に知りたいことは?ニーズに合わせた情報を伝えよう

採用選考・内定(6月~10月頃)

説明会が終わり、母集団形成が完了したら、いよいよ選考・内定に進みます。
採用者の選考で重要なのは、採用担当者の間で選考基準を共有することです。
基準があいまいになってしまうと、採用に不公平感が起きてしまいます。
就活生が思い浮かべている企業像と実態にズレが生じるとミスマッチが起きてしまうため、選考の段階で自社の課題や弱点などを伝えておくのが大切です。

内定者フォロー(6月~入社まで)

内定を出してから入社するまで数か月期間がありますので、その間に懇談会や研修を実施するなどして、内定者のフォローを行うことが重要です。
フォローがおろそかになってしまうと、内定者の心が離れてしまい、内定辞退という結果になりかねません。
内定者は、これから始まる仕事に対してさまざまな不安を抱いています。
フォローすることで、どのような不安を感じているのかをくみ取り、適切にコミュニケーションをとりながら対応していきましょう。

内定者のフォローを行うには、next≫がおすすめです。
next≫は、誰でも使い慣れているLINEを活用した採用管理ツールであり、メールよりも親近感やスピード感のある採用業務が実現できます。

就活生の情報をデータベースとして保管・管理できる機能もあり、母集団形成もスムーズに行うことが可能です。
内定後の自動フォローにより、辞退者も大幅に削減できた事例も多く、質が高いうえにコストを抑えた採用活動ができるのです。
導入の際にも、カスタマーサクセスチームが一貫してサポートいたしますので、企業ごとの要望に合わせた利用方法をご提案させていただきます。
採用活動をスムーズに進めたい方は、ぜひnext»を検討してみてください。

まとめ

採用計画を立ててから、内定者が実際に仕事を始めるまでに、さまざまな項目の検討・実施が必要です。
新卒採用に力を入れる企業も増える中で、スムーズに採用スケジュールを進めるためには、綿密な計画や連携が求められます。
今回ここで解説したポイントを参考に、ぜひ自社の採用活動に活かしてください。

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