next≫にはアナリティクス機能が備わっており、登録者の行動を細かく分析することができます。
細かな数値改善を定期的に行っていくことで、メッセージの内容、タイミング、送り方などが洗練されていきます。
使いこなせば使いこなすほど、強力な発信ツールへと育っていくことになるでしょう。LINE上で集計されるこれらの生データは非常に貴重であり、様々な形で活用することができます。
目次
各種ボタンのタップ数、タップ率が分かる。
こちらの「説明会キャンセルテンプレート」を例に挙げると、18人中、6人が「日程変更」、5人が「日程変更しない」、11人が「別の機会に予約」という選択をしていることが分かります。
日程が合わなくなった、というよりも参加意思が下がってしまったためキャンセルしている学生が半数以上いると考えられます。
外部URLへのタップ数、タップ率も集計可能
送信記録のあるURLとそのタップ数(クリック数)が分かる。
人数と数による細かな数値集計も可能。
配信の仕方毎の分析や、JavaScript、リダイレクト設定もできます。
外部サイト閲覧者だけをターゲティング
スクリプト登録をすることで、指定のURLにアクセスした人のみにタグをつけることで、そのコンテンツに興味がある人だけをグルーピングすることができます。
また、複数設置をすれば「AにもBにも興味がある人」、「AもしくはBに興味がある人」などといった細かな条件でグルーピングすることが可能です。
コンバージョン機能により、別サイトでの申し込みについても集計可能
コンバージョン機能とは、next≫の指定コードをリンク先のコンバージョンのリンク箇所に埋め込むことで、そのアクセスを記録するものです。
next≫の検証機能によって実現すること
では、実際の活用例を紹介していきます。
コンテンツの満足度を数値化
弊社では学生に長い間、企業を認知してもらうために、「キャリんく」という就活ノウハウ記事の配信を行っており、リンク先へのアクセス率で満足度を測っています。
参考 全ての就活生への応援サイトキャリんく週に1回の一斉配信と、学生の悩みに応じたグループ配信を行っています。当然ですが、後者のほうがアクセス率は高くなり、アクセス後の滞在時間も長くなります。
このようにURLクリック測定、スクリプト機能を使うことで外部リンクそのものの評価を行うことができます。
説明会などの動画コンテンツを閲覧したかどうか分かる
弊社では説明会のyoutube動画を学生に見てもらい、そのまま選考の案内をすることがあるのですが、実際に動画を見たかどうか分からない、という課題がありました。
ただ、next≫のスクリプト機能を使えば、リンク先の滞在時間が分かるので、動画を最後まで視聴していない人を調べることが可能です。
また、説明会後の感想や質問をLINEでそのまま受け付けることができるので、スムーズな進行が可能です。
広告、申込などのABテストが可能
申し込みフォームが外部サイトにあったとしても、コンバージョン機能を使えば簡単にABテストを行うことが可能です。
まとめ
- next≫内のボタンのタップ数、タップ率が分かる
- 外部サイトのタップ数、タップ率が分かる
- アクセスした人にタグをつけることができる
- アクセス先の滞在時間による分別ができる
- アクセス先のリンクについても集計可能
next≫を使って、学生のあらゆる動きをデータとして収集することで、データサイエンスに基づいた適切な改善ができるようになるでしょう。
採用力とは曖昧なものです。採用が成功するかどうかは、採用担当の力量に依存することが多く、ノウハウが企業に蓄積されにくいものであり、採用担当が変わると再現性があまりありません。
しかし、next≫による学生交流は再現性が非常に高く、送ったメッセージと反応結果のデータが蓄積されればされるほど、情報資産となり採用力の底上げへと繋がります。
今後、LINEを使った新卒採用を検討している方は、この分析機能をできるだけ早く使いこなし、LINEアカウントを育てていくことを推奨いたします。