このメニューを使いこなしていないのは、LINE@を使いこなしていないと同義とも言えるほど、非常に重要な機能です。
この記事では「リッチメニュー」についての説明と、next≫ならではのリッチメニューの使い方の2点について解説します。
リッチメニューとは
リッチメニューとはLINEのトーク内にある画像で作成されたメニューのことです。
通常メニューと画像付きメニューの違い
通常メニューは特定の項目から選択可能。飲食店向けの内容が多い。
リッチメニューは画像とタップした時のアクションを個別に設定できる
タップ時のアクション
LINE@のリッチメニューにおけるアクションは以下の3種類
- キーワード…指定のキーワードをユーザーに発言させる
- URL…外部サイトへのリンク
- テキスト…テキストによる返信
発言させたキーワードを自動応答に繋げることも可能。
LINE@の有料版で利用可能
リッチメニューは無料版では利用できません。
月額5,400円(税込み)のベーシックプランから利用可能
LINEの中にコンテンツを作ることができる
リッチメニューを活用すれば、LINEのトークルームの中でいかなる情報でも展開ができるようになります。
LINEがSNS展開のスタート地点になる
などのSNSへ効率的に誘導することができます。
SNSは効果を実感しにくい採用担当者が挫折しやすい採用実務ですが、LINEのメニューに配置することで大きく解消されます。
GoogleMapをメニューに
電話と同じように、メニューにGoogleMapのリンクをセットすれば、会場までの道のりで迷う学生が激減します。
採用サイトをリンクすることで企業理解が深まる
当然、WEBサイトへのリンクも可能です。
採用サイト、会社HPをしっかり見てもらうことで、企業理解が深まります。
指定のブラウザではなく、LINEのブラウザで開いてしまうため、手打ちでID・PASSを入力させることになります。
最近ではブラウザがPASSを記憶し、自動入力されていることが基本なので、ブラウザバックされてしまう可能性があります。
※指定のブラウザを開くようにする小ワザがありますが、ここでは非公開とさせていただきます。弊社の営業担当にお聞きくださいませ。
next>>でLINEはメディア型プラットフォームに
next≫を利用すると、リッチメニューはさらに進化します。
自動応答と組み合わせれば、リッチメッセージやシナリオ分岐が可能
- 質問形式、カルーセル形式のメッセージの自動返信設定
- シナリオ分岐
ができるようになります。
next≫で送れるメッセージについて
next≫でLINEメッセージはより魅力的に
シナリオ配信機能について
ステップメールのLINE版?シナリオ配信で登録者の後追い・教育を自動で
プレミアムリッチメニュー機能で、コンテンツの幅が大きく広がる
プレミアムリッチメニュー機能を使えば、ユーザーに合わせてメニューを自動で切り替えることができます。
- 説明会に予約している人
- 選考をこれから受ける人
- 内定者
- 不合格者
これらの方々は、同じ就活生ですが全く違う属性の学生群なので、それぞれが違うメニューであるべきなんです。
- 予約中の説明会の内容・日程確認・キャンセル
- 選考の日程・内容・面接官のプロフィール情報
- 内定式や懇親会のカレンダー、課題内容・課題提出フォーム
- お祈り
のような内容であるべきです。
通常のリッチメニューは一種類ですが、プレミアムリッチメニューであれば何種類でも作成できますし、学生側からメニュー切り替えも可能なので、設定だけで完全なる自動切換えが実現します。
プレミアムリッチメニューについては▶『プレミアムリッチメニュー機能』LINEメニューを学生に合わせて自動で切り替え。で詳しく説明しています。
タップ回数や選択したアクションを計測できる
そのリンクのタップ数や、リンク先の滞在時間によるグルーピングなども可能。
next≫は効果検証機能も充実。改善することでアカウントを長く育てる
next>>にしかできないメニューの使い方
具体的な活用事例をご紹介します。
お問い合わせの電話ボタン
リッチメニューに電話をかけるアクションを設置することで、連絡のハードルを下げることができます。
学生の電話番号を調べる手間を解消。遅刻する学生が簡単に連絡できるので、取りこぼしが抑えられます。
メニューのABテスト
タップ数を調べることができるので、学生の反応率を測定することが可能。
メニュー改善のための検証環境が整っています。
セミナー・選考への申し込み受付
セミナーエントリーをLINE内で完結させるためのデータベースがnext≫には備わっています。
セミナー予約はLINEの上のワンタップで完了。その後のリマインドも全て自動に
社員情報のコンテンツ展開
LINE内でメッセージを繋げることで、様々なコンテンツ展開が可能。他のLINEアカウントへ登録を促すこともできます。
同様に、会社の情報や、製品情報などもコンテンツ化できるので、学生はLINEだけで企業研究ができてしまうのです。
学生状況に応じた適切な選考ステップの提示
選考ステップに合わせたコンテンツ展開が可能。
メニュー対象者の分類例
- 名前未登録者
- セミナー予約
- セミナー参加
- 1次選考予約
- 1次選考参加
- 2次選考予約
- 2次選考参加
- 最終選考日程確定
- 最終選考参加
- 内定者
- 内定承諾者
- 不合格者
これらの方々全てに違うメニューが展開することも。
プレミアムリッチメニューについて
『プレミアムリッチメニュー機能』LINEメニューを学生に合わせて自動で切り替え。
メニューから、好きなマガジンを購読させる
「ユーザーの好きなもの、興味・関心分野の情報を収集し、その内容に合わせた内容を定期配信する」
こんなことが実現してしまいます。
採用の場合だと、内定を決める軸で学生を分類することで、その内容に合わせた訴求メッセージを振り分けることも可能です。
例えば、「○○さんの企業を選ぶ上で一番大事なことは何ですか?」という質問メッセージを送ります。
選択肢は、
- 年収・待遇
- 会社の知名度・規模
- 一緒に働く人
- 休み・休暇
この回答は、今後の口説き文句の参考になるのはもちろんですが、そのままシナリオへ分岐し、定期配信へと繋げることができます。
- 1の人には、稼いでいる社員のインタビュー記事を4日後に送る。
- 2の人には、ニュースや新聞で取り上げられた記事を2日後に送る。
- 3の人には、社員紹介を7日間の間隔で合計4回送る。
- 4の人には、プライベートのコンテンツを配信
といった属性に合わせた未来配信が可能になります。
※日数は適当です。意味はありません。