アルバイトは正社員と比べてスムーズに採用できそうに見えますが、実際に募集を始めると思うように応募が集まらないこともあるでしょう。
この記事では、アルバイト募集の基本的な方法とコツについて紹介していきます。
目次
アルバイトの募集方法8選
アルバイトの募集方法はたくさんあります。まずは、それぞれの特徴について見ていきましょう。
店頭の張り紙
お店の店頭にアルバイト募集の張り紙を掲示する方法です。飲食店や小売店でよく活用され、お客さんとして来てくれた人や、お店の前を通りかかった人などが応募してくれることもあります。
お金がかからないので、店舗などでアルバイトを募集するなら、まず試しておきたい方法です。
求人媒体(紙・WEB)
求人サイトや紙媒体の求人情報誌などに広告を掲載する方法です。活用する際は、アルバイト求人を中心に取り扱っている求人媒体を選ぶと良いでしょう。
アルバイトを探している人の多くが見ているため、応募が集まりやすいです。
ハローワーク
ハローワークでは正社員などのフルタイムの仕事だけでなく、アルバイトも募集可能です。無料で掲載できて、公的機関という安心感もあります。
とはいえ、ハローワークを利用してアルバイト探しを行う求職者の数は、他の求人媒体よりも少ない傾向にあります。そのため、狙うべきターゲット層への効果的なアプローチは難しいといえます。
学校の掲示板
大学や専門学校などの掲示板にアルバイト求人を掲載してもらう方法です。学校の近くの店舗や学生が働きやすい時間帯で募集する際にやってみると良いでしょう。
ただし、どの程度の応募が集まるか予測しづらいのがデメリットです。
求人検索エンジン
アルバイト求人を探す際に、求人検索エンジンを使用する人は多いです。
求人検索エンジンとは、Web上に掲載されている求人情報を検索できるものです。IndeedやGoogle しごと検索などが当てはまります。他サイトに掲載されている求人情報もヒットするため、競争率は高いものの見てもらえる機会を増やすことができます。
求人検索エンジンに直接広告を掲載するには有料枠と無料枠がありますが、有料枠でもクリック課金型であるため、余分な費用はあまりかかりません。
求人フリーペーパー
求人フリーペーパーは、コンビニやスーパーの入口などで配布されている無料の求人情報誌です。地域密着型のものが多く、無料もしくは比較的安い料金で求人広告を掲載することができます。
SNSでの募集
企業や店舗のSNSアカウントがあれば、それを活用して求人募集するのも良いでしょう。SNSなら情報の拡散も狙えて費用もかかりません。
ただし、これまでSNSを活用していなかった企業や店舗の場合、一からノウハウを学び、フォロワーを増やしていかなくてはなりません。たとえ新規でアカウントを開設して求人を載せても、見る人が少なければ、応募はあまり期待できないでしょう。
スタッフや知人の紹介
既存スタッフや知人など周りでアルバイトを探している人がいれば、自社に紹介してもらうのも良いでしょう。正社員の採用でも行われているリファラル採用や、縁故採用といった手法です。
アルバイト募集で応募者を増やすコツ
ここからは、アルバイト募集のコツについて解説します。
ターゲットを絞り込む
アルバイト求人の応募者は主に学生や主婦、フリーターなどが中心です。中でも、どの層を狙っていくかを考え、ターゲットを絞り込みましょう。
ターゲットが決まったら、最適な採用手法を考えることができます。たとえば、学生がターゲットなら土日祝日や平日の夜などの時間帯で募集すると、応募が集まりやすいです。主婦なら平日の日中で募集すると良いでしょう。
仕事内容や時給などの情報を明記
仕事内容はなるべく明確に記載するようにしましょう。具体的に記載することで、初めてアルバイトをする学生や、ブランクの長い主婦でもイメージしやすくなります。
仕事内容が明記されていない場合、採用後に「イメージと違っていた」といった理由などで、すぐに辞められてしまうこともあります。
時給などの条件は、時間帯や職種、試用期間中かどうかなどで異なる場合もあるでしょう。時給で応募するかどうか判断している人も多いため、そのような条件についても、明確に記載することが大切です。
他社・他店にないメリットをアピールする
近場で似たような求人が多いと、どうしても応募が集まりにくくなってしまいます。自社の強みや魅力をもとに、差別化を図ってアピールしましょう。たとえば、「まかないが美味しい」や「駅近で通いやすい」、「未経験でも丁寧に指導」のような具合です。
近場で条件が似ている求人と見比べてみたときに、目につきやすい言葉選びが重要です。訴求力が高くなり、応募につながりやすくなります。
採用に役立つツールを活用する
アルバイト募集を行う担当者によっては、普段の業務と並行しなければならないため、応募者対応が負担になることもあります。一人ひとりへの丁寧な対応も難しくなってしまい、それが原因で応募辞退につながる可能性もあります。
アルバイトの募集を増やすなら、採用管理ツールを導入して業務効率化を図るのがおすすめです。
LINEを活用した採用管理ツールnext≫なら、応募者情報の管理が一元的にできるため、担当者の負担が大きく軽減します。
LINEによる応募者とのやり取りも、自動応答機能と1on1トークとの併用が可能です。忙しいときには自動応答で対応し、必要に応じて手動でメッセージをやり取りすることで、適切なアプローチをしつつ業務負担を減らすことができます。
アルバイトを募集する際には、ぜひnext≫を活用してみてください。
まとめ
アルバイト募集の方法は数多くありますが、目的やターゲット層などを考慮して選ぶことが大切です。
仕事内容や条件などを明確に詳しく記載し、近場の店舗や企業にはない魅力をアピールすることで、応募も集まりやすくなります。
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