LINEは、企業が学生と気軽にコミュニケーションをとることができます。
その反面、LINEでどこまでカジュアルさを出して良いのか、どういった内容を送るべきなのか、線引きが難しいと思っている方もいるのではないでしょうか。
今回は、インターンシップや説明会参加のエントリー率が上がる、効果的な文章例を紹介していきたいと思います。
目次
採用の文章を作成する際に抑えておきたいこと
長すぎず短すぎず
学生はコミュニケーションツールとして、毎日のようにLINEを使っています。
家族・友人・恋人・バイト・学校・サークル活動など、個人やグループ間でもたくさんやりとりをLINEで行っています。
つまり、学生のLINEには毎日たくさんの通知がきます。
スマホ側の機能で、LINEのトーク画面を開かずに既読処理を行うことも可能なのはご存知でしょうか?
もし、不要な通知と思われた場合は、中身のメッセージを見られないまま既読処理されてしまうこともあるかもしれません。
そのため、長すぎる文章は読むのが面倒くさいと思われてしまいます。
ただし、短すぎてもこちらが伝えたいことが伝わりません。
おすすめは、スマホの1画面で収まるような文章量です。
長すぎず、短すぎずの文章量を心がけましょう。
絵文字を使う
LINEの強みは、親近感あふれるメッセージが送れるという点ですよね。
メールのように句読点しかない文章をLINEで送ってしまうと、とても素っ気なく感じてしまいます。
絵文字を各所で使い、フランクさを出しましょう。
ただ、状況や感情に合わせて絵文字の量や使う種類は、適度に調整する必要があります。
担当者から発信する
「採用担当の〇〇です」とメッセージの発信者が誰かを明記することも大切です。
企業ではなく、一個人のメッセージとして捉えてもらうことができるからです。
自分が知っている人が発信してくれたメッセージと分かると、読んでくれる確率も上がってきます。
インターンシップ告知文例1
①個人へ話かけているような文章を意識
リネーム機能([name]さんと入力すると受信者の名前を自動で変換)を使うことで、大衆向けではなく「自分宛にきたメッセージ」だと思ってもらえます。
一斉配信であっても、個人へ話かけているような文章を意識して作成しましょう。
②何が学べるのかを記載
学生がインターンシップへ参加した際に何を得られるのか、参加することでどんなことを学ぶことができるのかを明記することが大事です。
学生がインターンシップに参加する理由としてよく上がっているのは、企業研究・業界研究といったものが多いです。
それは大前提としてありますが、多くの学生が自己成長のためと考えています。
インターンシップの経験を就活や仕事の場面で活かしていきたいと考えているのです。
参加することで自分にどんなメリットがあるのか、自分の成長につながるのか学生がインターンシップを選ぶ際に判断材料として重要になってきます。
そのためにも、参加することで得られるものをしっかりと明記しましょう。
③エントリーを促す仕掛け
「席が埋まり次第案内終了」「残席わずか」「先着○名限定」など、限定感や希少性を打ち出すことで早くエントリーしなければと思わせられます。
インターンシップ告知文例2
①特別感を演出
「先行案内」「前回参加しれてくれた方のみ」「〇〇の方限定で」といった表現をすると、特別感を演出することができます。
②文章+画像で視覚的効果
インターンシップのイメージが湧きやすい画像や動画を文章の後に添えることで、視覚的にもアピールすることができます。
実際に、画像付きでメッセージを送った方がエントリー率が上がったというデータも取れています。
まとめ
今回は、LINEで告知する際のコツをお伝えしていきました。
せっかくLINEを使って採用活動を行っていても、LINEの良さを活かせなければ意味がありません。
少しの工夫でインターンシップや選考会のエントリー率はアップしていきます。
ぜひ、試してみてくださいね。