採用活動を成功させるためには、自社の福利厚生についてアピールすることも大切です。
就活生の不安を減らし、内定辞退を防ぐのにも役立つため、前向きに取り組みましょう。
今回は、採用活動における福利厚生の重要性について解説します。
加えて、効果的なアピールの方法も紹介するので、ぜひ採用活動に役立ててください。
目次
採用活動において福利厚生のアピールは重要!
企業の採用活動において、福利厚生のアピールは重要です。
近年の就活生は、給与や待遇面だけでなく、福利厚生にも注目する傾向があります。
自社の福利厚生の魅力を充分にアピールできれば、応募が増え、優秀な人材の確保にもつながるでしょう。
そもそも福利厚生とは、給与以外の非金銭報酬のことで、従業員の働きやすさを左右する要素です。
あらゆる要素があるなか、採用時はとくに家賃補助などの、直接的、固定的な支給に注目が集中します。
福利厚生が注目されるのは、ワークライフバランスを重視する学生が増えていることも理由のひとつです。
それだけに、企業にとって福利厚生は重要なアピールポイントだといえます。
魅力的な福利厚生は学生や就活生の関心を得やすく、就業意欲をもたせます。
インセンティブとしても、一番に考えるべき要素です。
採用時に福利厚生をアピールするポイント
採用時に自社の福利厚生をアピールするポイントを紹介します。
大切なのは、現在の福利厚生について魅力的に伝えることです。
採用に有利になるからといって、無理に福利厚生を増やす必要はありません。
魅力を伝える工夫をしてみてください。
自社の福利厚生を把握する
社会保険系(法定福利) | 各種社会保険、定期健康診断、メンタルチェックなど |
通勤・住宅関連の福利厚生(法定外福利) | 通勤手当、住宅手当、社宅制度、引越し手当など |
健康・医療関連の福利厚生(法定外福利) | 傷病手当、休業補償、復職支援、万歩計の配布、運動インセンティブの付与など |
働く社員への福利厚生(法定外福利) | 育児休業、介護休業制度、資格取得支援、社員食堂、社員旅行など |
まずは、自社の福利厚生をすべて書き出して整理することから始めてください。
社員が知らないまま、充分に活用されていないものもあるかもしれません。
なかでも、法律で定められている社会保険系の福利厚生が明示されていないと、就活生が不安になって離脱してしまいます。
企業の採用ページやパンフレットに、必ず記載してください。
利用率や実績を具体的に数値化する
次に、社内の福利厚生の利用率や実績を数値化し、分析します。
実際に社員に利用されている福利厚生は、学生にとってもニーズが高いといえます。
採用ページなどで、福利厚生を紹介する際は、利用率や導入によってどんな成果が上がっているかを明記しましょう。
具体的に利用状況を数値で示せれば、説得力が生まれます。
また、数値化して利用状況を示すことで、ほかの会社との比較や区別化がしやすくなります。
会社の制度がしっかり機能していることを示すことで、ほかの会社よりも採用活動で一歩リードできるでしょう。
魅力的なメッセージで伝える
福利厚生は、ただ内容を伝えるだけでは魅力が伝わりません。
その福利厚生を取り入れた背景として、企業の考えや従業員を大事にしている思いを、魅力的なメッセージで伝えることが大切です。
会社の福利厚生を説明する際、ただ名称を記載するだけでは、就活生は興味を引きつけられません。
具体的な内容、利用することでどんなメリットがあるのかを十分に伝えることで、魅力あるアピールができます。
コミュニケーションツールを活用する
自社の福利厚生について効果的にアピールするには、説明会や採用ページだけでは不十分な面も多くあります。
他にアピールしたい要素と混在していたり、文字だけでは伝わりきらなかったりするからです。
福利厚生に魅力を持ってもらうには、企業と学生をつなぐコミュニケーションツールの活用をおすすめします。
学生と1:1でコミュニケーションを取ることで、自社の魅力を十分にアピールできるうえ、質問や採用における悩みにも対応することができます。
LINEを活用した採用管理ツールnext≫は、企業と求職者の円滑なコミュニケーションに役立つツールです。
LINEは若い世代を中心に利用者が多く、メッセージ開封率が高いことも利点のひとつです。
1:1のトークに特化しているため、親近感のあるコミュニケーションが実現でき、アピールポイントを十分に発信することができます。
さらに、応募者情報を管理するデータベースとして活用できます。
応募者の行動や採用フローに応じた適切なアプローチが自動ででき、採用業務担当者の負担軽減にも役立ちます。
応募を増やして優秀な人材を確保するのに役立つツールをお探しなら、ぜひnext≫の導入を検討してみてください。
まとめ
採用活動で就活生に効果的なアピールを行うのであれば、まずは自社の福利厚生についてよく知ることから始めましょう。
魅力をうまくアピールすることができれば、応募者の増加につながります。
現在、自社の採用活動がうまくいかずに悩んでいる担当者の方は、本記事で紹介したポイントをぜひ参考にしてみてください。
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