新しい採用活動を考えているけれど、どのようなアイデアがあるのか悩んでいませんか？
採用活動といっても、採用方法や選考内容など、ステージによってできることは異なるので、どのような課題があるのかに合わせて検討していく必要があります。
また、独自性のあるアイデアを採用や選考方法に組み込むことで、話題性による母集団形成がしやすいのが特徴です。
本記事では、採用や選考方法のアイデアについて、メリット・デメリットも合わせてご紹介していきます。
目次
採用活動はアイデア次第で多くのメリットがある
採用活動を行ううえで、母集団形成をいかに効率化できるかが重要です。
現代の採用市場は売り手市場なので、企業としていかに多くの優秀な人材を確保できるかは、企業の成長にも関わってきます。
そのため、母集団形成は非常に重要となりますが、母集団形成・会社説明会・面接・内定者フォローと多くのステップがあり、コストがかかります。
しかし、採用管理はアイデア次第で幅広い能力や知識を持った人材が集まりやすいので、欲しい人材を確保しやすいです。
うまくSNSを活用して広報できれば、広報にかける資金の削減できるようになるので、採用活動のコストを抑えたい方にもおすすめです。
母集団形成が楽になる
一風変わった採用・選考方法だと、話題性があるのでメディアでも取り上げられることがあり、母集団形成がしやすくなります。
広報の手段としてSNSを使えば、認知されやすくなるので、より多くの募集が集まるでしょう。
さらに、企業のブランディングになるため、企業の認知度が上がり、一時的ではなく継続して母集団を形成しやすくなるのも特徴です。
たとえば、ユニークな選考を行うとSNSで伝えることで、話題性があがり多くの人にみてもらえます。
結果、自社に興味を持った人から多くの募集がきやすくなるので、欲しい人材を獲得しやすくなっています。
さまざまな能力の人材が集まる
多くの場合、企業の業種に合わせた能力を持った人材から応募が来ますが、新しい能力を持った人材を集めたいときにも、独自のアイデアによる採用活動がおすすめです。
話題性がある採用活動なら、企業の業種を問わずに多くの人にみてもらえるので、多様性のある人材を確保できます。
さらに、自社が求めているかつ、企業理念や社風にマッチした人を採用できるため、早期退職を防止しつつ企業の成長の助けになります。
採用コストが抑えられる
多くの応募者が来れば、広報にかける費用があまりかからないので、採用コストを抑えられるようになります。
さらに、自社にマッチした人材を採用することで、定着率があがるので早期退職や再度人材を集めるためのコストもかかりません。
また、SNSを活用して採用活動を行うことで、採用コストを抑えつつさまざまな能力を持った人材にアプローチできます。
SNSにて多くのフォロワーを確保できれば、会社の認知度が上がるので継続して母集団形成が容易にできるでしょう。
ユニークなアイデアはデメリットにもなる
ユニークなアイデアは話題性がありますが、一時的なものとなってしまうと効果があまり得られません。
さらに、真剣に応募してくる人材だけでなく、面白半分で応募してくる人もいるので、かえって採用の手間になることもあります。
また、アイデア次第では効果がでないこともあるので、新しい採用活動を取り入れる際には、社内で慎重に検討しなければなりません。
一時的な話題となり続かないこともある
ゲームを取り入れた選考といった、話題になりやすい採用活動では、企業の魅力が薄いと持続性がなく一時的な話題となってしまいます。
さらに、ただ遊ぶだけのようなゲームだと、選考とのミスマッチが発生し、応募者も困惑してしまうので、企画力も重要となってきます。
まずは、どのようなアイデアで企画するのかを綿密に相談しつつ、社風や福利厚生なども合わせて見直していきましょう。
面白半分で応募してくる人がいる
SNSでバズった場合、本当は入社する気は無いけど面白そうだからと、興味本位で応募してくる人も少なからずいます。
面白半分での応募の場合、面接したとしても入社の意思がないこともあるので、内定辞退や早期退職が発生しがちです。
せっかく採用しても、辞退や退職されてしまうと再度採用活動をしなければならなくて無駄になってしまいます。
応募者の真剣度を測るのは、書類選考では見落としてしまいがちなので、対面での質問内容を工夫し、見極めていくことが重要です。
アイデア次第では効果がでないことも
ただ面白そうな採用方法を取り入れるだけでは、想定している人材の確保ができません。
たとえば、応募者にゲームをしてもらって結果から選ぶとした場合、基準を決めておかなければどのように選考判断をすれば良いのかが難しくなります。
アイデアの目新しさや奇抜さだけを見てしまうと、会社に合った人材の母集団形成ができずに、効果的な採用活動ができないこともあります。
そのため、自社の求めている人材を確保でき、応募者にもメリットのある、独自のコンテンツを検討しなければなりません。
採用方法ならSNSの活用がおすすめ
一般的な採用方法は、広告媒体やリクルートサイトの活用、自社サイトとなりますが、SNSを使うのもおすすめです。
SNSには、TwitterやTik Tok、Instagram、LINEなどがありますが、それぞれ採用活動で利用できるものが異なります。
具体的には、TwitterやTik Tokは無料から利用でき、拡散力にすぐれているので、母集団形成がしやすいのが特徴です。
また、Instagramであれば、画像や動画を使ったアプローチができ、女性を中心にした人材の確保ができます。
LINEだと、拡散力というよりも、応募者との連絡手段、広報活動、内定者フォローに特化しています。
このように、SNSは一般的な採用方法よりも、コストが抑えられて応募者としても利用しやすい媒体となっているので、より多くの人材確保ができます。
ただし、母集団形成をするなら定期的な発信やフォロワーの確保が必要となるので、長期的な目線で導入しなければなりません。
ユニークな選考のアイデア5選
選考方法は、1対1の対面やグループ面接、オンライン面接といったさまざまなものがありますが、一風変わったユニークなものもあります。
弊社では、ゲームを用いた採用選考を行っており、他の応募者と競えるような内容となるのでコミュニケーション能力や人物像を見させていただいています。
他にも、インフルエンサーの募集やAI選考などさまざまなユニークな選考を行っている企業がありますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
インフルエンサーを募集する
発言力や影響力の高いインフルエンサーを雇うことで、自社サービスや製品の認知度の向上が見込めます。
広告塔として活躍してもらえるので、自社製品のアピールを強化していきたい企業が、インフルエンサー募集を取り入れています。
また、SNSマーケティングに精通しているので、どういった文章でどのようなタイミングで発信すれば効果があるのか詳しく知っています。
SNSは、現代の日本において幅広い年齢層の人々が利用しているので、インフルエンサーの採用を行い、マーケティングに力を入れたい方におすすめです。
ゲームを組み込んだ選考
ゲームを組み込んだ選考では、応募者同士を競わせたり時間制限にしたりすることで、コミュニケーション力や素の姿を見やすくなっています。
応募者は、熱中すると選考だと忘れることが多く、ありのままの姿でゲームを楽しんでくれます。
その結果、緊急時でも臨機応変に対応できるか、他者とのコミュニケーションを取りつつ取り組めるのかといった姿を確認できます。
AIによる選考
AIによる選考は、AIが面接を行うもので、応募者の声や表情をもとに解析を行うのが特徴です。
対人の場合、応募者は緊張して全力が出せないケースもありますが、AIなら比較的緊張せずに望めます。
さらに、面接官の心情に選考が左右されることがないので、公平な採用活動ができます。
人件費の削減にもつながるので、採用コストの削減にもおすすめです。
応募者の熱意をもとにした選考
自社に対する熱意をもとに選考するものでは、どれくらい自社のことを知ってくれているのかを把握できます。
熱意の高い応募者であれば、会社への帰属意識も高くなるので、長期的に会社に貢献してもらえます。
三幸製菓では、おせんべいに対する熱意をもとに選考を行っており、いかにおせんべいが好きかをアピールしてもらっています。
自社への熱意が高く、長期的に働いてくれる人材確保をしたいのであればおすすめです。
1～2日間で完結する選考
ユナイテッド株式会社が行ったことで話題になった1～2日で完結する選考ですが、近年非常に着目されています。
説明会から最終選考までを1～2日で完結するため、非常にスピーディーかつ効率的に行えるのが特徴です。
主に、中途採用で活用される選考方法で、中途の場合は内定までの期間が短くなければ途中に辞退されるケースが多いためとされています。
中途では、いかにはやく内定が取れるかが重要となってくるので、中途採用を行っているケースでおすすめです。
選考方法は自社に合わせて選ぶことが大切
ユニークな選考方法は、話題性もありますが、選考判断が難しいものや一般的な面接のほうが好ましい応募者もいるのが現状です。
そのため、独自性のあるユニークな選考だけでなく、一般的な選考方法の手順や内容も見直していく必要があります。
また、一般的な面接で効果を感じていないため、ユニークな選考方法を検討しているのであれば、まずは自社の採用方法の見直しから必要です。
具体的には、業務内容が箇条書きで深くわかりにくい・福利厚生が充実していない・応募条件が厳しい場合には、そもそも応募者が集まりません。
ユニークな選考方法を取り入れたとしても、会社に対する魅力を感じないのであれば、応募者は途中辞退や早期退職してしまいます。
選考方法はただ話題性があれば良いわけではなく、自社にとって合っており、応募者にとってもメリットになるものを取り入れましょう。
採用活動の課題を洗い出す
採用活動を行っているのに、募集が来ないのであれば、母集団形成の方法から見直しましょう。
もし、リクルートサイトやGoogle広告による募集のみで行っているなら、自社サイトを魅力的なものに変える・SNSを活用するなど、工夫が必要です。
次に、内定辞退が多いのであれば、内定者フォローの方法を見直し、内定から入社までの期間にも定期的な連絡や情報提供を忘れずに行っていきます。
LINEを使えば、内定者に個別連絡や事業内容を定期的に発信といった使い方ができるので、内定者フォローとして活用しやすくなっています。
採用活動に悩んだら採用コンサルタントに相談しよう
採用活動の方法は、会社によって適切なものはさまざまとなるので、綿密な計画を行う必要があります。
しかし、どうすればいいのか、色々試しているのにイマイチ効果を得られないといった企業様も多いのではないでしょうか。
弊社の提供する採マネnext≫では、LINEを使った採用管理や採用コンサルティングを提供しており、採用全般のお悩みの解決をサポートさせていただいております。
採用活動を容易にできるよう、LINEの友達の状況に応じた情報を一斉送信できるような機能も搭載し、内定者フォローとしても活用できます。
また、弊社ではTik Tokでは「ざっきーとゆってぃー」というアカウントを持っており、フォロワー数がなんと65万人を突破しています。
SNS戦略や採用戦略に長けたコンサルタントによる、セミナーも開催していますので、採用活動のアイデアにお悩みであれば、ぜひご相談ください。
