新卒採用の母集団形成の方法とは?成功の秘訣から注意点まで徹底解説

母集団形成 方法

新卒採用の母集団を行う際には、採用サイトや新卒紹介サービス、合同説明会などの、さまざまな方法があります。
ほかにも、インターンシップやマッチングイベントの開催、リファラル採用・SNSの活用と、多岐にわたる方法で母集団形成を行えます。
しかし、母集団形成を行う際には、会社の知名度が低い・選考に移行してもらえない・欲しい人材が集まらないなどの課題も出てくるでしょう。
本記事では、新卒採用の母集団形成の方法から、成功させるための秘訣について徹底解説していきます。

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 新卒採用の母集団形成を行う方法とは

採用活動のアイデア5選

新卒採用の母集団形成には、合同説明会やインターンシップの開催など、実際に学生たちと会って話ができる方法があります。
ほかには、自社サイトのリクルートページ・採用サイト・新卒紹介サービスといった方法も利用可能です。
最近では、リファラル採用やSNSを活用した母集団形成もあり、企業の方針や課題に合わせて、適したものを選ぶことが大切となります。
ここからは、各母集団形成の方法にて、具体的にどのようなことをすれば母集団形成が行えるのかについて、解説していきます。

合同説明会

合同説明会は、季節を問わずに開催されていることが多く、さまざまな能力を持った学生と直接会話ができる機会となっています。
多くの学生が参加する合同説明会であれば、パンフレットを配ることで会社に対する認知度を上げてもらうことも可能です。
また、対象を絞った合同説明会であれば、より自社の欲しい能力を持った学生に出会えるので、効率よく母集団形成が行えます。
ただし、就職活動が落ち着いてくる時期での合同説明会の開催は、思ったより学生が集まらないこともあります。
できれば、学生たちがインターンシップに参加する時期や3月・4月頃など、多くの学生が集まるであろう時期を見極めて開催することが重要です。

インターンシップ

インターンシップを開催することで、自社や業界に興味のある学生が集まるため、母集団形成しやすいのが特徴です。
会社説明や業界説明といったインターンシップは短期で開催されるので、学生が参加しやすくなっています。
夏休みに行われる長期インターンシップの場合、実際にその企業で業務体験ができるので、ある程度入社したい会社の決まっている学生が参加します。
インターンシップから、本選考へ移行する学生も多く、母集団形成をしつつ人材獲得しやすいのはインターンシップならではでしょう。

マッチングイベント

就職活動に関するイベント会社が開催するマッチングイベントでは、合同説明会よりも出展数が少なく開催されます。
学生の集客はイベント会社が行ってくれるので、企業としては出展するだけで多くの学生に出会えるのが特徴です。
会社の認知度が低かったとしても、学生に会社を知ってもらえる機会となり、母集団形成がしやすくなっています。
ただし、出展する際には、しっかりと座談会やプレゼンテーションなので学生の興味を惹かなければ、本選考まで移行されません。
マッチングイベントで話した学生に、より興味を持ってもらいたいのであれば、イベント開催後にも定期的に連絡を取るなどコミュニケーションも大切にしましょう。

自社サイトのリクルートページ

自社サイトにリクルートページを作成することで、採用サイトよりも自社についてオリジナリティのあるデザインでアピールができます。
会社の雰囲気を伝えるために多くの写真を使ったり動画を載せたりすることで、より学生たちに自社のことを深く知ってもらえます。
また、新卒採用の流れやどういった学生を求めているかなど明確に記載することで、企業と学生とのマッチ度を高めることも可能です。
ただし、企業の認知度が高くなければ、自社サイトを見てもらう機会が減ってしまうため、多くの学生に知ってもらえるような仕組みを検討する必要があります。

採用サイト

新卒向けの採用サイトも多く、掲載しておくことで、学生が検索した条件にマッチすれば目につきやすいのが特徴です。
多くの学生が利用しており、一般的な母集団形成方法となっているので、企業として取り入れやすい方法となっています。
複数の採用サイトに掲載しておけば、より多くの学生の目につき、今までアプローチできていなかった幅広い層で母集団形成が行えます。

しかし、採用サイトを活用する企業も多くなっているので、当たり障りのない内容だと埋もれてしまいがちです。
1つの採用サイトでも、ランニングコストがかかってしまうため、自社に適した採用サイトかつ、効果的な運用ができるように戦略を立てなければなりません。

新卒紹介サービス

新卒紹介サービスでは、欲しい人材や能力などを登録しておくことで、自社にマッチした新卒生がいれば、エージェントから紹介してもらえます。
具体的には、企業の情報から募集している部署の業務内容、社風などを元に、マッチした学生がいるかどうかエージェントが探し、紹介してもらうのが流れです。
企業の認知度が低かったとしても、マッチ度が高ければ紹介してもらえるので、効率的に採用活動を進められます。
紹介会社では、就活生向けにカウンセリングを行っている企業も多いため、マッチした際には学生も前向きに検討してくれることが多いです。
大人数の採用には不向きですが、少人数の採用を検討している場合には、地震速紹介サービスの利用もおすすめします。

リファラル採用

リファラル採用とは、社員の友人や後輩、内定者からの紹介により、母集団形成を行い、採用活動を進めていくことです。
新卒で入った社員の後輩であったり友人を紹介してもらうことで、採用サイトを使った母集団形成よりも効果的に採用できることがあります。
仲のいい社員からの紹介であれば、入社に対する不安感も少なく、すでにコミュニケーションもある程度取れているので、前向きに検討してもらえます。
また、内定者から学生を紹介してもらうことで、親しい友人と同じ会社で働けるというモチベーションにもつながるでしょう。
ただし、会社に対する満足度が高くなければ、リファラル採用はうまく活用できないことが多いので、効果的なリファラル採用をできる土台作りが必要です。

SNS

母集団形成として、ぜひ取り入れていただきたいのは、SNSを使った企業の認知度向上です。
中小企業の場合、認知度が低ければ採用サイトを使ったとしても、多くの企業の中で埋もれてしまい、なかなか母集団が集まらないことがあります。
しかし、SNSであれば、日々の投稿や画像・動画によるアピールがしやすいため、企業についてより深く知ってもらう機会ができます。
また、SNSで優秀な学生を見つけた場合には、ダイレクトメッセージなどで直接アプローチすることも可能です。
導入時の注意点としては、運用担当者のネットリテラシーが低ければ、炎上や就活生とのトラブルが発生することがあるため、運用体制はしっかりと管理しなければなりません。

新卒採用の母集団形成における課題と解決策

新卒採用の母集団形成時には、会社の知名度が低いと思ったように学生が集まらないといった課題があります。
また、母集団形成ができても、本選考に移行しない・欲しい人材が集まらないなどの課題もあり、企業としては対策を取らなければなりません。
まずは、自社にどのような課題があるのかをしっかりと洗い出し、課題解決のために何ができるのか検討するようにしましょう。
ここでは。新卒採用の母集団形成を行う際の課題と、解決策について解説していきます。

会社の知名度が低くて新卒が集まらない

母集団形成を行う方法は豊富にありますが、会社の知名度が低くて新卒が集まらないと悩んでいる企業様も多いのではないでしょうか。
中小企業の場合、会社数の多い業界だと知名度が低くて他の企業に埋もれてしまって新卒が集まらないことがあります。
そのため、いかに競合会社と差別化を行い、他社の魅力をアピールできるかが非常に重要となってきます。

具体的な策としては、福利厚生を充実させる・SNSを活用してフォロワーを集めるなどがあります。
1つの業界で多くの会社がある場合、学生としては働きやすい環境の会社に務めたいと思うため、福利厚生を充実させるのは一つの手です。
最近では、在宅勤務やフレキシブルワークといった、自由度の高い働き方を導入する会社も増えています。
学生としても、時代に合わせた働き方ができるのであれば、興味を持ってもらいやすいため、取り入れてみるのもおすすめです。

また、SNSを活用することで、採用サイトや合同説明会では伝えきれない自社の魅力を、より深く学生に知ってもらう機会ができます。
日々の投稿や画像・動画でのアピールができれば、中小企業だとしても知名度の向上につながります。
投稿内容や投稿頻度などはしっかりと検討し、長期的に運用する必要がありますが、活用できれば学生だけでなく幅広い層に自社を知ってもらえます。

母集団形成できても選考に移行しない

母集団形成ができたとしても、本選考へ移行しないことは多々あり、企業としては本選考へ移行してくれるような母集団形成が必要です。
話題性のあるイベントを開催すれば、学生は集まりますが、この会社で働きたいという気持ちが育たなければ、本選考へ移行されません。
また、母集団形成ができてエントリー数が増えたとしても、対応に手間取ってしまえば、学生のフォローがおろそかになり内定まで進まないこともあります。

そのため、自社の情報を提供しつつ、求めている人材像も明確にしてアプローチを行い、質の高い母集団形成を行うようにしましょう。
母集団形成を行う方法も、色々な方法に手を出すのではなく、過去の課題や成功事例をもとに、実際に適したものを選ぶことも大切です。
選考に移行してもらえる母集団形成を行うのであれば、とりあえず集めようという気持ちではなく、自社とマッチした人材を集めるようにしましょう。

欲しい人材の母集団形成ができない

欲しい人材の母集団形成ができないケースでは、どのような学生に集まってほしいのかが明確になっていない場合があります。
とりあえず、採用サイトに求人情報を載せようとふわっとした理由で採用活動を始めてしまうと、想定している人材は集まりません。
まずは、どのような人材に来て欲しいのか、持っていて欲しいスキルはなにか、明確にペルソナを設定していきましょう。
そして、欲しい人材はどういった企業に入社したいと思っているのかを分析し、採用活動の方針を決めていくことも大切です。

新卒採用の母集団形成をする際の注意点

新卒採用の母集団形成をする際には、ターゲット像を明確にし、自社にあったアプローチを検討するようにしましょう。
ターゲット像を明確にして自社にあったアプローチができれば、ピンポイントで欲しいスキルを持った学生の母集団を形成できます。
また、時代や市場に合わせた母集団形成を行うことで、スムーズに人材を集められるようになり、速やかに採用目標を達成できます。
そのため、現在の採用市場では、どのような方法が効果的なのか、時代に合わせた採用活動を行うようにしましょう。

ターゲット像を明確にする

母集団形成をする前には、必ず自社ではどのような人材を雇いたいのか明確にし、具体的なスキルや性格などを決めておきます。
欲しいターゲット像が明確であれば、採用チャネルに掲載する内容を、どういった文章にすればいいのかが明確となります。
さらに、ターゲット層に合わせて母集団形成する方法を変更できれば、より効果的に採用活動が行えるでしょう。
必ず、ターゲット像のスキルから性格などを詳細に決めるようにし、ピンポイントで母集団が形成できるように対策を取りましょう

自社にあったアプローチを検討する

母集団形成の方法は、会社規模や欲しい人材像に合わせて選ぶようにし、自社にあったアプローチを検討するようにしましょう。
具体的には、小規模で運営している会社であれば、採用目標数も少ないため、複数の採用チャンネルで掲載してしまうとコストがかかりすぎます。
そのため、効率よく採用活動を行い効果を得たいのであれば、インターンシップの開催やリファラル採用を取り入れた方が良いでしょう。

もし、会社規模が大きく採用目標数も高く設定しているのであれば、多くの学生が集まる採用サイトを利用するのをおすすめします。
このように、会社によって最適なアプローチ方法は異なるので、必ず実際にあったアプローチ方法で母集団形成を行いましょう。

時代や市場に合わせた採用活動を行う

現代では、IT技術の発展が非常に早く、最近ではAIを使った面接や求人広告などの文章作成、学生管理などができるようになってきました。
企業によっては採用担当者の数が少なく、業務効率化のために取り入れていることもあり、人手不足が加速する現代では時代や市場に合わせて母集団形成が重要です。

また、時代に合わせて、雇用条件や経団連の発表する新卒採用のルールなどが変わるため、常に最新の情報をもとに採用活動を行わなければなりません。
ただし、最新のシステムや手法が自社にとって適しているとは限らないため、従来の成功方法も残しつつ、新しい手法も取り入れていきましょう

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新卒採用の母集団形成を行うのであれば、自社に適した手法をもとに、的確に欲しい人材を集める必要があります。
小規模の採用活動を行うのであれば、インターンシップやリファラル採用などを利用することで、より実際にマッチした人材に出会えます。
また、大規模な採用活動を進めるのであれば、学生が集まりやすい合同説明会や採用サイトの活用、長期的な運用が必要ですがSNSを利用するのもおすすめです。

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