詳細検索「and」と「or」の使い方
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詳細検索機能は「and条件」と「or条件」を正しく使うことで、思い通りに組み合わせて絞り込むことができます。
「どの条件をどのブロックに入れるか」を理解すれば、狙った学生だけに正確に配信できます。
この記事では、採用担当者が頻繁に使うシーンを例に、正しい絞り込み条件の作り方と、設定時によくある間違いを解説します。
<イメージ>

ターゲットを絞り込む「and条件」
★「Aの条件も、Bの条件も、両方持っている人」を探したい時は、「すべて満たす(and条件)」を使います。条件を追加すればするほど、対象者は絞り込まれて少なくなります。
このように、「属性(卒年)」×「未行動(まだ参加していない)」を掛け合わせて、これから参加してほしい学生だけを抽出する場合に最適です。

絞り込み条件を設定画面で「すべて満たす」必要がある条件(and条件)のブロックを使います。
①タグ条件の中で、「28卒」タグを設定します。
②選択条件を「選択したタグのいずれか1つ以上を含む人」にします。
③タグ条件の中で、「説明会参加」タグを設定します。
④選択条件を「選択したタグを1つ以上含む人を除外」にします。
➡︎このブロックに入っている条件をすべてクリアしたユーザーのみが表示されます。
ターゲットを広げる「or条件」
★「A、B、C…のどれか1つでも当てはまる人」を探したい時は、「いずれか1つ以上満たす(or条件)」を使います。
「大阪府」または「兵庫県」または「京都府」に住んでいる学生全員に、関西限定イベントの告知をしたい
あるいは、「3月説明会」か「4月説明会」に参加した学生にお礼を送りたいなど、似た属性の学生をひとまとめにしたい場合に便利です。

絞り込み条件を設定画面で「いずれか1つ以上満たす」必要がある条件(or条件)のブロックを使います。
①友だち情報の中で「都道府県」を選択します。
②条件を「完全一致」→「大阪府」にします。
③手順を繰り返し、同様に「兵庫県」「京都府」の友だち情報も設定します。
➡︎この枠内のどれか1つでも該当すれば、検索結果に表示されます。
【要注意】間違えやすい「or検索」の落とし穴
★詳細検索で最も問い合わせが多い失敗例が、「or(または)のつもりで設定したのに、and(かつ)になってしまった」というケースです。
例えば、「夏インターン」または「秋インターン」に参加した人を探そうとして、以下のように設定してしまうことはありませんか?

➡︎「夏か秋のどちらか」ではなく、「夏にも参加して、かつ、秋にも参加した学生」しか検索されません。ブロック同士は自動的に「and(かつ)」で繋がってしまう仕様になっています。
「または」で条件を指定したい場合は、ブロックを分けず、必ず1つの「いずれか1つ以上満たす」必要がある条件(or条件)ブロックの中に、すべての条件を入れてください。

➡︎これで、夏か秋、どちらか一方でも参加した人全員が検索されます。
応用編
★最後に、「タグ」「回答フォーム」「友だち情報」の3つを組み合わせた、より実践的な絞り込みを紹介します。
このような複雑そうな条件も「andブロック」と「orブロック」を両方使うことで、パズルのように組み立てることができます。

まず、絞り込み条件を設定画面で「すべて満たす」必要がある条件(and条件)のブロックを使います。
①タグ条件の中で、「28卒」「夏インターン参加者」タグを設定します。
②選択条件を「選択したタグを全て含む人」にします。
③回答フォーム条件の中で「インターン参加者アンケート」を設定します。
④選択条件を「に回答していない人」にします。
⑤〔+「いずれか1つ以上を満たす」必要がある条件(or条件)を追加〕ボタンをクリックします。

次に絞り込み条件を設定画面で「いずれか1つ以上満たす」必要がある条件(or条件)のブロックを使います。
①友だち情報の中で「都道府県」を選択します。
②条件を「完全一致」→「東京都」にします。
③手順を繰り返し、同様に「神奈川県」の友だち情報も設定します。
➡︎ブロック同士が掛け合わさり、「インターン参加 かつ アンケート未回答」で、かつ「東京 または 神奈川在住」の「28卒」という絞り込みが検索されます。
※友だちを絞り込んだあと、一括操作でリマインダを配信するなどアクションを起こすことができます。
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